次に、バージョン 10.0.0 で導入された SQL Remote の変更を示します。
Adaptive Server Enterprise データベースのサポートの停止 SQL Remote では、Adaptive Server Enterprise の統合データベースはサポートされなくなりました。このため、ssxtract、ssremote、ssqueue、その他すべての SQL Remote for Adaptive Server Enterprise ユーティリティとファイルがインストールに含まれなくなりました。
Adaptive Server Enterprise データベースを同期するには、Mobile Link を使用する必要があります。
SQL Remote から Mobile Link へのアップグレードについては、 http://www.ianywhere.com/whitepapers/migrate_to_ml.html を参照してください。
データベース抽出ウィザードで旧式のデータベースを抽出できなくなった データベース抽出ウィザードは、バージョン 10 のデータベースだけに使用できます。
#hook_dict で拡張された値 ユーティリティ dbxtract と dbremote は、フックを公開し、テンポラリ・テーブル #hook_dict に名前/値ペアを値として渡します。以前は、#hook_dict テーブル内の値は VARCHAR (255) として定義されていました。これが VARCHAR (10240) に増加しました。
抽出ユーティリティの変更 dbxtract には、いくつか変更が加えられています。
-j、-k、-x オプションは削除されました。
新しいオプション -al と -xh が追加されました。
抽出ユーティリティ (dbxtract)を参照してください。
Message Agent (dbremote) の廃止予定のオプション 完了時にウィンドウを閉じるための -k オプションは廃止される予定です。完了時にウィンドウを閉じるには、新しい -qc オプションを使用してください。
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