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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere 11 - 変更点とアップグレード » バージョン 10.0.0 の新機能 » SQL Anywhere » 新機能

 

UNIX/Linux の強化

  • UNIX プラットフォームで使用できる新しい ODBC ドライバ・マネージャ   UNIX プラットフォームで ODBC ドライバ・マネージャとして libdbodm10 共有オブジェクトを使用できるようになりました。iAnywhere ODBC ドライバ・マネージャを使用するアプリケーションでは、依存する ODBC をバージョン 3.0 以上に制限する必要があります。UNIX での SQL Anywhere ODBC ドライバ・マネージャの使用を参照してください。

  • -uf サーバ・オプション   -uf オプションを使用すると、UNIX で致命的なエラーが発生したときにデータベース・サーバが対処する方法を指定できます。-uf サーバ・オプションを参照してください。

  • Linux でサービス・ユーティリティのサポート   サービス・ユーティリティを Linux で使用して、SQL Anywhere サービスを作成、削除、リスト、開始、停止できるようになりました。

  • UNIX でサポートされる追加サンプル   UNIX でサポートされるようになった SQL Anywhere サンプルは次のとおりです。

    • DBTools   このサンプルは、SQL Anywhere サンプル・データベースのバックアップを作成することで、データベース・ツール・ライブラリを呼び出してコンパイルする方法を説明するデータベース・ツール・アプリケーションです。

    • DiskFull   Disk-Full Callback サンプル DLL を説明するためのサンプルです。

    • HTTP   HTTP ディレクトリにあるサンプルでは、Web サービスのさまざまな機能の例が示されています。これには、Web サービスを使用して SQL プロシージャからクライアント側 cookie を設定および取得する方法、HTTP Web サービス・プロシージャからバイナリ・データを処理する方法、フォームや HTML テーブルを使用して簡単なカレンダーを表示する方法、xp_read_file を使用してローカル・ディスクからイメージを取得し、HTTP 要求への応答として返す方法、HTTP セッションを作成、使用、削除する方法などがあります。

    • oemString   OEM ソフトウェア用にデータベース・ファイルが設定されているかどうかを判断する方法を説明するためのサンプルです。

    • PerformanceFetch   fetchtest を使用して任意のクエリのフェッチ速度をテストする方法を説明するためのサンプルです。

    • PerformanceInsert   instest を使用してテーブルへの挿入速度をテストする方法を説明するためのサンプルです。

  • Linux でファイバ (スレッド親和性) のサポートと同時実行処理の向上   Linux データベース・サーバ用の SQL Anywhere に、Windows ファイバの処理モデルに似た、新しいコルーチン処理モデルが導入されました。この処理モデルにより、タスクやルーチン間のコンテキスト・スイッチ処理をサーバがより制御できるようになり、データベース操作との親和性が向上します。

  • Linux でのダイレクト I/O のサポート   Linux 版 SQL Anywhere で、Linux 2.6 O_DIRECT 機能がサポートされるようになりました。この機能を使用すると、ファイル・システムが I/O をキャッシュしなくなるため、I/O パフォーマンスが向上します。

  • Linux での非同期 I/O   Linux 版 SQL Anywhere で、Linux AIO 機能がサポートされるようになりました。この機能を使用すると、単一のアプリケーション・スレッドでも I/O 操作を他の処理と重複できるようになるため、I/O パフォーマンスが向上します。

  • Linux のデスクトップ GUI   Linux 版 SQL Anywhere で、パーソナル・データベース・サーバ、ネットワーク・データベース・サーバ、Mobile Link サーバ、Mobile Link 同期クライアント、SQL Remote 用の追加デスクトップ GUI が提供されるようになりました。この GUI は、GTK ライブラリがインストールされている場合に、-ui オプションで呼び出すことができます。

  • Linux のデスクトップ・アイコン   Linux 版 SQL Anywhere では、Linux デスクトップを使用するユーザが、データベース・サーバ、Sybase Central、Interactive SQL、SQL Anywhere コンソール・ユーティリティ、Mobile Link モニタの開始と管理をしやすくするために、Linux デスクトップ用にオプションでインストールできるアイコンが提供されるようになりました。

  • IBM AIX、HPUX、Sun Solaris に対する64 ビット・クライアントのサポート   64 ビット・メモリ・モデルで SQL Anywhere クライアント・ライブラリを使用できるようになり、IBM AIX、HP-UX、Sun Solaris のアプリケーションで大量のメモリを使用できるようになりました。