TCP/IP に対する強力な暗号化 Adaptive Server Anywhere は、Solaris、Linux、NetWare、サポートされるすべての Windows OS (WindowsCE を除く) の TCP/IP ポートで証明書による暗号化をサポートするようになりました。強力な暗号化によって、クライアントとサーバ間で交換されるネットワーク・パケットの機密性と整合性が保護されます。この暗号化は、トランスポート・レイヤ・セキュリティ (TLS: Transport Layer Security) とも呼ばれています。
ユーザは、Adaptive Server Anywhere の前のバージョンで使用されていた -e コマンド・ライン・オプションの代わりに、データベース・サーバの -ec コマンド・ライン・オプションを使用して、サーバの接続パラメータを設定できます。クライアントの接続パラメータは、暗号化接続パラメータと一緒に設定できます。
詳細については、-ec サーバ・オプションと Encryption 接続パラメータ [ENC] を参照してください。
この機能を使用するには、クライアントとサーバの両方でバージョン 8 ソフトウェアを使用する必要があります。データベースをアップグレードする必要はありません。
データベース・ファイルの強力な暗号化 盗難の危険性が高いノートブック・コンピュータやラップトップ・コンピュータのセキュリティを強化するために、データベース・ファイル自体を強力に暗号化できるようになりました。
詳細については、次を参照してください。
暗号化データベース・ファイルを作成するには、バージョン 8 ソフトウェアを使用する必要があります。
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