Ultra Light 9.0.1 には、次の新機能が導入されています。
Ultra Light.NET コントロール コントロールのセットが Visual Studio.NET 2003 ツールボックスに追加され、接続パラメータを指定しやすくなったり、Ultra Light.NET アプリケーションから同期をモニタしやすくなります。
チュートリアル:Ultra Light.NET アプリケーションのビルドを参照してください。
Ultra Light for M-Business Anywhere 以前は AvantGo M-Business Server と呼ばれていた新しいコンポーネントが iAnywhere M-Business Anywhere で使用できます。
動的 SQL の CREATE と DROP 文 CREATE/DROP TABLE と CREATE/DROP INDEX 文は、動的 SQL で使用できるようになりました。Ultra Light コンポーネントのユーザは、これらの文を使用して、Ultra Light データベースのスキーマを変更できます。
Ultra Light CREATE INDEX 文とUltra Light CREATE TABLE 文を参照してください。
動的 SQL からのトランザクションの制御 COMMIT と ROLLBACK 文は、動的 SQL で使用できるようになりました。Ultra Light コンポーネントのユーザは、これらの文によって、SQL 文を使用してトランザクションを制御できます。これらの文は、接続オブジェクトに対してコミットとロールバック・メソッドの代わりとして使用できます。
Ultra Light COMMIT 文とUltra Light ROLLBACK 文を参照してください。
動的 SQL SELECT の強化 WHERE 句または HAVING 句の探索条件でサブクエリを使用できます。サブクエリは、FROM 句で派生テーブルとしても使用できます。
Ultra Light SELECT 文とUltra Light の探索条件を参照してください。
HAVING 句がサポートされるようになりました。Ultra Light SELECT 文を参照してください。
Ultra Light に対する ODBC インタフェース Ultra Light は、ODBC プログラミング・インタフェースのサブセットをサポートできるようになりました。
C++ インタフェースの混在 Ultra Light C/C++ ベースのインタフェース (Embedded SQL、静的型 C++ API、C++ コンポーネント) は、同じアプリケーションで使用できます。
中でも注目すべきは、C++ コンポーネントの動的 SQL が既存の Embedded SQL または静的型 C++ API アプリケーションに追加されたことや、Embedded SQL を使用して SQL を主に C++ コンポーネント・ベースのアプリケーションで実行できることです。
新機能には、db_start_database 関数 (Embedded SQL) と StartDatabase メソッドが含まれています。
Ultra Light C++ コンポーネントの CodeWarrior ステーショナリ ステーショナリ Palm OS UltraLite C++ Component App は、Ultra Light plug-in for CodeWarrior の一部として提供されています。これは、Palm OS 用の CodeWarrior を使用した C++ コンポーネント・アプリケーションの構築を支援します。
Ultra Light plug-in for CodeWarrior のファイルは、Ultra Light のインストール中にディスクにコピーされますが、プラグインは、追加のインストール手順を実行しなければ使用できません。
Palm OS 用 Ultra Light アプリケーションの開発を参照してください。
Ultra Light C/C++ のエラー処理の向上 エラー・コールバックは、すべての Ultra Light C/C++ インタフェースでサポートされるようになりました。コールバックを使用すると、アプリケーションにすべてのエラーを通知できるため、開発者は開発時に貴重な情報を得ることができます。
ULRegisterErrorCallback 関数とULRegisterErrorCallback のコールバック関数を参照してください。
Ultra Light コンポーネントはエンジンを使用可能 複数のアプリケーションからの接続を受け入れられる Ultra Light データベース・エンジンは、Ultra Light コンポーネントの代替導入オプションとして使用できるようになりました。
このオプションは、Ultra Light for MobileVB または Ultra Light ActiveX には使用できません。
データベース変換ツール ulconv ユーティリティは、Ultra Light データベース上で多くの処理を行うためのコマンド・ライン・ツールです。これには、XML ファイルへのデータベースのアンロード、XML ファイルからの新しいデータベースのロード、データベース・フォーマットの変換などの処理があります。
同期プログレス・イベントの追加 エラーが発生し、ダウンロードされた変更内容がロールバックされる場合、同期オブザーバは追加イベントを使用できます。
使用している API の ULSyncState 構造体またはオブジェクトを参照してください。
スキーマのアップグレードの監視 スキーマのアップグレードには時間がかかることがあります。新しいスキーマのアップグレード・イベントには、アプリケーションがスキーマのアップグレードの進行状況を監視するためのメカニズムが採用されています。
再起動可能なダウンロード Ultra Light は、同期 observer を介して、通信エラーやユーザによるキャンセルが原因で失敗したダウンロードを再起動できるようになりました。
失敗したダウンロードの再開を参照してください。
新しい Windows CE プラットフォームのサポート Ultra Light は、Smartphone 2002 プラットフォームをサポートできるようになりました。このプラットフォームでは、ActiveSync 同期はサポートされません。Ultra Light は、V4T ("thumb") モードの ARM チップ上の Windows CE 4.1 もサポートしています。
マルチデータベースのサポート Ultra Light コンポーネントは、異なるデータベース・ファイル名または作成者 ID を指定して複数の接続要求を発行することによって、1 つのアプリケーションから複数のデータベースに対応できます。
この機能のため、接続パラメータにはいくつかの拡張機能があります。
Ultra Light DBN 接続パラメータを参照してください。
ULPalmLaunch と ULPalmExit は不要 Ultra Light は、アプリケーションを閉じるときのステータス管理をサポートしやすくする追加の接続関連プリミティブをサポートできるようになりました。これらの新しい機能のため、Palm OS アプリケーションには、ULPalmLaunch や ULPalmExit などの Palm 固有の特別なプリミティブが必要なくなりました。
Ultra Light Palm アプリケーションのステータスの管理 (旧式)とデータベースへの接続を参照してください。
Ultra Light データベース・プロパティ Ultra Light データベースのプロパティは、Ultra Light コンポーネント・アプリケーションで使用できるようになりました。大文字と小文字の区別、照合、およびグローバル・オートインクリメントの値に使用されるデータベース ID はすべて、API に応じて Connection オブジェクトのプロパティまたはメソッドとして使用できます。
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