ここでは、これまでのバージョンとは異なる動作をリストにして説明します。
Palm OS のステータス管理 Embedded SQL または静的型 C++ API が使用された Palm OS アプリケーションの場合、ULPalmExit (ULData::PalmExit) と ULPalmLaunch (ULData::PalmLaunch) 関数でステータスや同期情報を管理する必要がなくなったため、これらの関数は廃止される予定です。また、ULData と ULConnection Reopen メソッドも廃止される予定です。
Palm OS 上のアプリケーションの初期化、接続、終了関数の順序は他のアプリケーションと同じようになりました。ULSetSynchInfo メソッドは、HotSync 同期を制御します。
Palm アプリケーションへの HotSync 同期の追加を参照してください。
Palm OS 3.0 のサポート終了 このリリースでサポートされる最も古いバージョンは、Palm OS 3.5 です。
ULEnableGenericSchema 関数は廃止予定 スキーマのアップグレードが必要な Ultra Light C/C++ アプリケーションは、ULEnableGenericSchema を呼び出す必要がなくなりました。代わりに、ULRegisterSchemaUpgradeObserver 関数を使用します。
Ultra Light コンポーネントのテーブル API Table オブジェクトの Delete メソッドは、削除後にローを自動的に再表示しなくなりました。以前の動作を維持するには、削除オペレーション後に Relative(0) を使用してローを再フェッチします。
Native Ultra Light for Java によるカラム ID とパラメータ ID のキャストは不要 カラム ID とパラメータ ID を受け入れていたすべてのメソッド、short 型のパラメータを受け入れていた一部のメソッドは、整数を受け入れるよう変更されました。これによって、コードに数値定数をキャストする必要がなくなりました。たとえば、table.getString( (short)1 );
の代わりに、table.getString( 1 );
を使用できるようになりました。
この変更の結果、9.0.1 ソフトウェアに対応させるために Native Ultra Light for Java アプリケーションは再コンパイルします。ただし、コードの変更は必要ありません。
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