Palm アプリケーションに必要なコード変更 Palm Computing Platform バージョン 4.x に標準のレコード・ベースのデータベース記憶領域を使用するか、ファイル・ベースの拡張カード記憶装置を使用するかをコードで指定する必要があります。関数呼び出しを 1 つ追加してから、ULPalmLaunch (Embedded SQL の場合) または ULData.PalmLaunch (C++ API の場合) を呼び出してください。追加する関数呼び出しは次のとおりです。
ULEnablePalmRecordDB( &sqlca ); |
または
ULEnableFileDB( & sqlca ); |
レコード・ベースの記憶装置を使用する場合は ULEnablePalmRecordDB を、ファイル・ベースの記憶装置を使用する場合は ULEnableFileDB を指定します。デバイスがファイル・ベースの記憶装置をサポートしていない場合、ULPalmLaunch によって SQLCODE -82 が設定されます。
Ultra Light による以下の環境および機能のサポートは終了しました。
DOS ターゲット・プラットフォーム DOS は、サポート対象ではなくなりました。
Metrowerks CodeWarrior 5 開発プラットフォーム Ultra Light を開発するには、CodeWarrior 6 が必要になりました。
Palm 2.x のサポート終了 Ultra Light は、PalmPilot Professional などの Palm OS 2.x デバイスのための開発をサポートしなくなりました。バージョン 3.0 以上が必要です。
廃止予定の ULPalmDBStream と ULConduitStream Palm Computing Platform での HotSync または ScoutSync による同期に新しい同期ストリームが導入されたことで、ULPalmDBStream 関数と ULConduitStream 関数は使用されなくなりました。これらの関数は受け入れられますが、効果はありません。
Ultra Light ジェネレータは、外部 Java 仮想マシンを使用する Ultra Light アナライザはデータベース・エンジンの外部で実行されるようになったので、Java が有効化されていないリファレンス・データベースに対しても使用できます。
Ultra Light JDBC パッケージ名の変更 Ultra Light JDBC 関数のパッケージ名は、com.sybase.asa.ultralite.jdbc から ianywhere.ultralite.jdbc に変更されました。したがって、Ultra Light アプリケーションに使用される import
文を変更する必要があります。
すべての変更は、ダウンロード同期の前にコミットが必要 同期させる前にすべての変更をコミットするという規則が、ダウンロード専用同期にも適用されるようになりました。
Adaptive Server Anywhere の動作の変更のいくつかは、アプリケーションに影響を及ぼす可能性もあるので、その内容についても確認してください。
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