Click here to view and discuss this page in DocCommentXchange. In the future, you will be sent there automatically.

SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere 11 - 変更点とアップグレード » バージョン 8.0.0 の新機能 » バージョン 8 での動作の変更

 

Ultra Light の動作の変更

  • Palm アプリケーションに必要なコード変更   Palm Computing Platform バージョン 4.x に標準のレコード・ベースのデータベース記憶領域を使用するか、ファイル・ベースの拡張カード記憶装置を使用するかをコードで指定する必要があります。関数呼び出しを 1 つ追加してから、ULPalmLaunch (Embedded SQL の場合) または ULData.PalmLaunch (C++ API の場合) を呼び出してください。追加する関数呼び出しは次のとおりです。
    ULEnablePalmRecordDB( &sqlca );

    または

    ULEnableFileDB( & sqlca );

    レコード・ベースの記憶装置を使用する場合は ULEnablePalmRecordDB を、ファイル・ベースの記憶装置を使用する場合は ULEnableFileDB を指定します。デバイスがファイル・ベースの記憶装置をサポートしていない場合、ULPalmLaunch によって SQLCODE -82 が設定されます。

Ultra Light による以下の環境および機能のサポートは終了しました。

  • DOS ターゲット・プラットフォーム   DOS は、サポート対象ではなくなりました。

  • Metrowerks CodeWarrior 5 開発プラットフォーム   Ultra Light を開発するには、CodeWarrior 6 が必要になりました。

  • Palm 2.x のサポート終了   Ultra Light は、PalmPilot Professional などの Palm OS 2.x デバイスのための開発をサポートしなくなりました。バージョン 3.0 以上が必要です。

  • 廃止予定の ULPalmDBStream と ULConduitStream   Palm Computing Platform での HotSync または ScoutSync による同期に新しい同期ストリームが導入されたことで、ULPalmDBStream 関数と ULConduitStream 関数は使用されなくなりました。これらの関数は受け入れられますが、効果はありません。

  • Ultra Light ジェネレータは、外部 Java 仮想マシンを使用する   Ultra Light アナライザはデータベース・エンジンの外部で実行されるようになったので、Java が有効化されていないリファレンス・データベースに対しても使用できます。

  • Ultra Light JDBC パッケージ名の変更   Ultra Light JDBC 関数のパッケージ名は、com.sybase.asa.ultralite.jdbc から ianywhere.ultralite.jdbc に変更されました。したがって、Ultra Light アプリケーションに使用される import 文を変更する必要があります。

  • すべての変更は、ダウンロード同期の前にコミットが必要   同期させる前にすべての変更をコミットするという規則が、ダウンロード専用同期にも適用されるようになりました。

Adaptive Server Anywhere の動作の変更のいくつかは、アプリケーションに影響を及ぼす可能性もあるので、その内容についても確認してください。