1 つのテーブル内の情報は、「外部キー」によって他のテーブルの情報と関連付けられます。
SQL Anywhere サンプル・データベースには、従業員 (employee) 情報が入ったテーブルが 1 つと、部署 (department) 情報の入ったテーブルが 1 つあります。Departments テーブルには、次のカラムがあります。
DepartmentID 部署の ID 番号。これがテーブルのプライマリ・キーになります。
DepartmentName 部署の名前
DepartmentHeadID 部長の従業員 ID
特定の従業員の所属部署名を探せるように、その従業員の部署名を Employees テーブルに入力しておく必要はありません。その代わり Employees テーブルには、Departments テーブルの DepartmentID 値の 1 つと一致する番号の入ったカラムがあります。
Employees テーブルの DepartmentID カラムは、Departments テーブルに対する外部キーと呼ばれます。外部キーは、対応するプライマリ・キーを持つテーブル内の特定のローを参照します。
この例では、Employees テーブル (関係付けの外部キーを持つ) を「外部テーブル」または「参照元テーブル」と呼びます。Departments テーブル (参照先のプライマリ・キーを持つ) は、「プライマリ・テーブル」または「参照先テーブル」と呼びます。
Copyright © 2009, iAnywhere Solutions, Inc. - SQL Anywhere 11.0.1 |