Click here to view and discuss this page in DocCommentXchange. In the future, you will be sent there automatically.

SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere 11 - 紹介 » SQL Anywhere 11 の概要 » データ管理テクノロジの概要 » リレーショナル・データベースの概念 » テーブル間の関係

 

外部キー

1 つのテーブル内の情報は、「外部キー」によって他のテーブルの情報と関連付けられます。

SQL Anywhere サンプル・データベースには、従業員 (employee) 情報が入ったテーブルが 1 つと、部署 (department) 情報の入ったテーブルが 1 つあります。Departments テーブルには、次のカラムがあります。

  • DepartmentID   部署の ID 番号。これがテーブルのプライマリ・キーになります。

  • DepartmentName   部署の名前

  • DepartmentHeadID   部長の従業員 ID

特定の従業員の所属部署名を探せるように、その従業員の部署名を Employees テーブルに入力しておく必要はありません。その代わり Employees テーブルには、Departments テーブルの DepartmentID 値の 1 つと一致する番号の入ったカラムがあります。

Employees テーブルの DepartmentID カラムは、Departments テーブルに対する外部キーと呼ばれます。外部キーは、対応するプライマリ・キーを持つテーブル内の特定のローを参照します。

この例では、Employees テーブル (関係付けの外部キーを持つ) を「外部テーブル」または「参照元テーブル」と呼びます。Departments テーブル (参照先のプライマリ・キーを持つ) は、「プライマリ・テーブル」または「参照先テーブル」と呼びます。