機能をテストしたり、SQL Anywhere マニュアルのチュートリアルを完了したりすると、サンプル・データベースが変更され、以後のチュートリアルやテストが正常に行えない場合があります。このような場合には、サンプル・データベースを元の状態にリストアできます。また、サンプル・データベースの現在の状態を保持する必要がある場合は、別の名前を使って元の状態のサンプル・データベースを再作成できます。ここでは、両方の方法について説明します。
コマンド・プロンプトで、サンプル・ディレクトリに移動します。
samples-dir のデフォルト・ロケーションについては、SQLANYSAMP11 環境変数を参照してください。
次のコマンドを実行して、demo.db を削除します。
dberase demo.db |
選択の確定と、トランザクション・ログの削除を確認するプロンプトが表示されたら、y と入力します。
次のコマンドを実行して、新しい空のサンプル・データベースを作成します。
dbinit demo.db |
コマンド・プロンプトで、install-dir\scripts ディレクトリに移動します。
install-dir のデフォルト・ロケーションについては、SQLANY11 環境変数を参照してください。
次のコマンドを実行して、オブジェクトとデータを含んだ新しいサンプル・データベースをロードします。
dbisql -c "DSN=SQL Anywhere 11 Demo" mkdemo.sql |
コマンド・プロンプトで、サンプル・ディレクトリに移動します。
samples-dir のデフォルト・ロケーションについては、SQLANYSAMP11 環境変数を参照してください。
次のコマンドを実行して、mydemo.db というデータベースを作成します。
dbinit mydemo.db |
次のコマンドを実行して、データベースを起動します。
dbeng11 mydemo.db |
コマンド・プロンプトで、install-dir\scripts ディレクトリに移動します。
install-dir のデフォルト・ロケーションについては、SQLANY11 環境変数を参照してください。
次のコマンドを実行して、デモ・データベースの作成に使用するオブジェクトやデータを含んだ mydemo.db をロードします。
dbisql -c "UID=DBA;PWD=sql" mkdemo.sql |
Copyright © 2009, iAnywhere Solutions, Inc. - SQL Anywhere 11.0.1 |