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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere 11 - 紹介 » SQL Anywhere 11 の概要 » SQL Anywhere の概要

 

SQL Anywhere 11 の特長

SQL Anywhere の特長を次に示します。

  • 埋め込み性   SQL Anywhere は、他のアプリケーションに簡単に埋め込むことができます。高パフォーマンスでありながら、メモリの占有容量は非常に小さくて済みます。SQL Anywhere には、コンピュータ・リソースの最適化、パフォーマンス向上のためのセルフチューニング、リモートでのインストールとサポートの簡略化を可能にする機能など、フロントエンド環境での自己管理とメンテナンスを実現するためのさまざまな機能が備わっています。

  • 相互運用性   SQL Anywhere は、Windows、Windows Mobile、Linux、Sun Solaris、HP-UX、IBM AIX、Macintosh など、多くのプラットフォームで使用できます。プラットフォーム間でデータベース・ファイルをコピーできるのは、SQL Anywhere だけです。さらに、SQL Anywhere は、小型デバイス用 Ultra Light データベース・テクノロジの使用により、BlackBerry、Embedded Linux、Windows Mobile 6、Java ME スマートフォンもサポートします。SQL Anywhere は、ODBC、JDBC、ADO.NET、PHP、Perl など、多くの一般的なデータベース・インタフェースをサポートしています。これにより、Microsoft Visual Studio、PowerBuilder、Eclipse、各種 Web ツールなどのさまざまなアプリケーション開発ツールを使用できます。ストアド・プロシージャは、C/C++、Java、.NET、または Perl で記述できます。

  • 購入後すぐに実現できる性能   SQL Anywhere は、調整や管理なしに高性能を発揮できるよう設計されています。動的キャッシュ・サイズ決定、統計の自動生成、高度なクエリ・オプティマイザ、クエリの並行処理、マテリアライズド・ビューなどの機能が備わっているので、SQL Anywhere は、高いパフォーマンスが必要とされるにもかかわらず常駐のデータベース管理者がいない環境に最適です。OLAP (オンライン分析処理) を備えているため、SQL Anywhere では単一の SQL 文内で複雑なデータ分析を実行できます。また、データベースでクエリの量を減らすことでパフォーマンスを向上しながら、結果の値を増やすことができます。

  • Web 操作   組み込みの HTTP サーバと Web サービス・サポート、XML 機能、全文検索、PHP インタフェースを備えた SQL Anywhere は、Web サーバの背後にある Web ベースの環境で使用するデータベースとして最適です。

  • 可動性    SQL Anywhere は、エンタープライズ・システムとの接続を確立できるかどうかにかかわらず、フロントエンドのシステムとデバイスで運用できる、エンタープライズ・クラスのデータベースを提供します。SQL Anywhere の同期テクノロジによって、ワイヤレス・ネットワークや有線ネットワークを経由して、バックエンドのデータベース、アプリケーション・サーバ、メッセージング・システムとのデータ交換を効率よく行えます。

  • セキュリティ    SQL Anywhere は、データベース・テーブル、ファイル、アプリケーションとデータベース間の通信ストリーム、Mobile Link の同期ストリームを 128 ビットの強力な暗号化で保護し、完全なエンドツーエンド・セキュリティを提供します。SQL Anywhere は、データへのアクセスを監査でき、組み込みのユーザ認証を備え、サード・パーティの認証システムと統合できます。また、別途ライセンスが必要なセキュリティ・オプションを使用すると、FIPS 認定の暗号化も使用できます。SQL Anywhere のセキュリティ・オプションを参照してください。