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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere 11 - 紹介 » SQL Anywhere 11 の概要 » データ交換テクノロジの概要 » 同期テクノロジの比較

 

階層データベースの構成

「階層構成」のデータベースの場合、すべてのデータベースが 1 つの親データベースを持ちます。ただし、統合データベースには親データベースはありません。

SQL Remote は、データベースの階層構成をサポートしますが、ピア・ツー・ピア型の同期など、階層にならない構成はサポートしません。Mobile Link は、通常階層構成で使用されますが、ほかの構成でも使用できます。

階層構成内で、別のデータベースと直接データを共有するデータベースはすべて、常にもう一方のデータベースの上位か下位に位置しています。

階層データベースの構成。

階層をとらない構成のデータベースの場合、階層の上下ははっきりと定義されません。

非階層型のデータベース構成。

Mobile Link や SQL Remote のシステムでは、各データベースに、階層内で上にあるデータベースによってレプリケートされたデータのすべてまたはサブセットがあります。

リモート・データベースには、同期に関係しないかぎり、統合データベースに存在しないテーブルを入れることができます。SQL Remote では、リモート・データベースにあるテーブルとカラムの名前が、統合データベースのそれと一致している必要があります。一方、Mobile Link では、リモート・データベース内で、統合データベースとは異なるカラムとテーブル名でデータを格納することができるので、さらに高い柔軟性が得られます。