Click here to view and discuss this page in DocCommentXchange. In the future, you will be sent there automatically.

SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » コンテキスト別ヘルプ » SQL Anywhere プラグインのヘルプ » SQL Anywhere プロパティ・ウィンドウの概要

 

[Windows Mobile の SQL Remote 用メッセージ・タイプ] ウィンドウ

このウィンドウには次の項目があります。

[Windows Mobile デバイスに次のメッセージ・タイプがあります]   このウィンドウには、Windows Mobile デバイスで使用できるメッセージ・タイプがリストされます。SQL Remote レプリケーションのためのメッセージ・タイプを選択するには、リストからメッセージ・タイプを選択して [OK] をクリックします。

  • サポートされているメッセージ・タイプは、FILE、FTP、SMTP です。

[選択したメッセージ・タイプには次のパラメータがあります]   このウィンドウには、選択したメッセージ・タイプの各パラメータの名前と値がリストされます。

  • [名前]   選択したメッセージ・タイプのパラメータ名がリストされます。

  • [値]   選択したメッセージ・タイプのパラメータの値が表示されます。値を変更するには、フィールドをクリックして別の値を入力します。

次の表は、サポートされている各 SQL Remote メッセージ・タイプのパラメータを示します。

FILE メッセージ制御パラメータ
名前 デフォルト 説明
Directory 文字列
''
メッセージが格納されるディレクトリを設定します。この設定は、SQLREMOTE 環境変数の代替となります。SQLREMOTE 環境変数を参照してください。
Debug YES、NO NO YES を設定すると、FILE リンクが行ったファイル・システム呼び出しがすべて表示されます。
Unlink_Delay 整数 初回の失敗時は 1 秒待機、2 回目の失敗時は 2 秒待機など ファイル削除に失敗した後、次にファイルの削除を試みるまでの秒数を設定します。

FILE メッセージ・システムを参照してください。

FTP メッセージ制御パラメータ
名前 デフォルト 説明
Host 文字列
''
メッセージが格納されるコンピュータのホスト名または IP アドレス。
User 文字列
''
FTP ホストにアクセスするためのユーザ名。
Password 文字列
''
FTP ホストにアクセスするためのパスワード。
Root_Directory 文字列
''
メッセージが保存される、FTP ホスト・サイトのルート・ディレクトリ。
Port 文字列
''
FTP の接続に使用される IP ポート番号。通常は不要です。
Debug YES、NO NO デバッグ出力の表示を制御するパラメータ。
Active_Mode YES、NO NO

すべてのデータ転送接続をクライアントとデータベース・サーバのどちらが開始するかを制御するパラメータ。

このパラメータを NO (受動モード) に設定すると、クライアントがすべてのデータ転送接続 (この場合はメッセージ・リンク) を開始します。

このパラメータを YES (アクティブ・モード) に設定すると、データベース・サーバがすべてのデータ接続を開始します。

FTP サーバが正しく設定されていないファイアウォールの保護を受けていると、デフォルトの受動転送モードを使用できない場合があります。

FTP 問題のトラブルシューティングを参照してください。

FTP メッセージ・システムを参照してください。

SMTP メッセージ制御パラメータ
名前 デフォルト 説明
Local_Host 文字列
''
ローカル・コンピュータの名前。ローカル・ホスト名は、任意の SMTP サーバとのセッションを開始するのに必要です。ほとんどのネットワーク環境では、ローカル・ホスト名が自動的に判断されるため、この値を指定する必要はありません。
TOP_Supported YES、NO YES

受信メッセージを列挙するときに、SQL Remote は TOP という POP3 コマンドを使用します。TOP コマンドは、すべての POP サーバでサポートされているわけではありません。

この値を NO に設定すると、RETR コマンドを使用します。このコマンドは TOP よりも効率は落ちますが、すべての POP サーバで動作します。

Smtp_Host 文字列
''
SMTP サーバが動作しているコンピュータの名前。SMTP/POP3 ログイン・ウィンドウの SMTP ホスト・フィールドに対応しています。
Pop3_Host 文字列
''
POP ホストを実行しているコンピュータの名前。SMTP/POP3 ログイン・ウィンドウの POP3 ホスト・フィールドに対応しています。
Pop3_Userid 文字列
''
POP ユーザ ID は、SMTP/POP3 ログイン・ウィンドウのユーザ ID フィールドに対応しています。
Pop3_password 文字列
''
POP パスワードは SMTP/POP3 ログイン・ウィンドウのパスワード・フィールドに対応しています。
Debug YES、NO NO デバッグ情報の表示を制御するパラメータ。YES を設定すると、SMTP と POP3 のコマンドと応答が表示されます。

SMTP メッセージ・システムを参照してください。

参照