このタブには次の項目があります。
[TCP/IP] ネットワーク・パケットに ECC_TLS (旧称 Certicom) または RSA_TLS の強力な暗号化を使用するには、TCP/IP プロトコルを選択してネットワーク・データベース・サーバにアクセスする必要があります。隣接するフィールドに通信パラメータを入力する場合があります。この通信パラメータで、クライアント・アプリケーションからデータベースへの接続を確立しチューニングします。
たとえば、ポートが 4436、コンピュータ名が server1 のデータベース・サーバを検索するには、HOST=server1;PORT=4436 と入力します。
使用すべきプロトコルが不明な場合は、ネットワーク管理者に問い合わせてください。
[共有メモリ] 共有メモリ・プロトコルは、同一コンピュータ上で同一のオペレーティング・システムを使用して実行されているクライアントとサーバの間で通信するために使用されます。
使用すべきプロトコルが不明な場合は、ネットワーク管理者に問い合わせてください。
詳細については、CommLinks 接続パラメータ [LINKS]とネットワーク・プロトコル・オプションを参照してください。
[活性タイムアウト] 活性パケットは、接続が続いていることを確認するために、クライアント/サーバ間で送信されます。活性パケットを検出することなく、指定した活性タイムアウト時間にわたってクライアントが実行されていると、通信は切断されます。このパラメータは、ネットワーク・サーバで TCP/IP または IPX 通信プロトコルを使用するときのみ有効です。
デフォルトの活性タイムアウトは 120 秒です。
詳細については、LivenessTimeout 接続パラメータ [LTO] を参照してください。
[アイドル・タイムアウト] 接続を切断するまでのクライアントのアイドル時間を設定します。クライアントが要求を送信しないままアイドル・タイムアウト時間が経過すると、接続は切断されます。このパラメータは、ネットワーク・サーバで TCP/IP または IPX 通信プロトコルを使用するときのみ有効です。
デフォルトのクライアントのアイドル時間は、240 分です。
詳細については、Idle 接続パラメータを参照してください。
[バッファ・サイズ] 通信パケットの最大サイズをバイト単位で設定します。
Windows Mobile 以外のすべてのオペレーティング・システムのデフォルトのバッファ・サイズは 7300 バイトです。Windows Mobile の場合、デフォルトのサイズは 1460 バイトです。
詳細については、CommBufferSize 接続パラメータ [CBSIZE] を参照してください。
[ネットワーク・パケットを圧縮] 接続の圧縮を有効にするには、このオプションを選択します。接続で圧縮を行うと、環境によっては SQL Anywhere のパフォーマンスを大幅に向上させることができます。
詳細については、Compress 接続パラメータ [COMP] を参照してください。
[ネットワーク・パケットの暗号化に使用する方法を選択します。] ネットワークを介してクライアント・コンピュータから送信されるパケットを暗号化できます。
ECC 暗号化と FIPS 認定の暗号化には、別途ライセンスが必要です。強力な暗号化テクノロジはすべて、輸出規制対象品目です。
別途ライセンスが必要なコンポーネントを参照してください。
[なし] クライアントから送信される通信パケットは暗号化されません。これはデフォルト設定です。
[単純] クライアントから送信される通信パケットは、単純な暗号化を使用して暗号化されます。単純な暗号化は、すべてのプラットフォームで、また以前のバージョンの SQL Anywhere でサポートされます。単純な暗号化は ECC_TLS 暗号化や RSA_TLS 暗号化ほど強力ではありません。
[TLS] ECC_TLS (以前の Certicom) または RSA_TLS 暗号化を使用するには、このオプションを選択します。ECC_TLS と RSA_TLS 暗号化は、クライアントとサーバ間で送信されるネットワーク・パケットの機密性と整合性を保持します。これらは TCP/IP プロトコルでのみ使用できます。
フィールドには、信頼できる証明書の値を入力してください。[編集] ボタンをクリックしてこの値を入力することもできます。
[編集] [編集] ボタンをクリックして、[TLS 暗号化オプション] ウィンドウで、信頼できる証明書の暗号化の値、証明書に記載される会社、証明書に記載される部署、証明書に記載される名前を入力します。
詳細については、Encryption 接続パラメータ [ENC]とFIPS 認定の暗号化テクノロジを参照してください。
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