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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » コンテキスト別ヘルプ » SQL Anywhere プラグインのヘルプ » SQL Anywhere プロパティ・ウィンドウの概要

 

[同期プロファイルのプロパティ] ウィンドウ:[接続] タブ

このタブには次の項目があります。

  • [プロトコル]   同期に使用する通信プロトコルを選択します。

    • [TCP/IP]   このオプションを選択すると、同期に TCP/IP プロトコルが使用されます。これはデフォルトです。

    • [TLS]   このオプションを選択すると、同期に TLS (トランスポート・レイヤ・セキュリティ) が使用されます。TLS は、楕円曲線暗号化 (以前の Certicom) と RSA 暗号化の両方をサポートしています。このオプションは、バージョン 10 以降でのみ使用できます。

    • [HTTP]   このオプションを選択すると、同期に HTTP プロトコルが使用されます。

    • [HTTPS]   このオプションを選択すると、同期に HTTPS プロトコルが使用されます。HTTPS は、楕円曲線暗号化 (以前の Certicom) と RSA 暗号化の両方をサポートしています。

  • [ホスト]   Mobile Link サーバを実行しているコンピュータの IP アドレスまたはホスト名を指定します。デフォルト値は localhost です。localhost は、Mobile Link サーバがクライアントと同じコンピュータで実行されている場合に使用できます。

    Windows Mobile では、デフォルト値はレジストリ・フォルダ Comm\Tcpip\Hosts\ppp_peer の ipaddr の値です。これによって、Windows Mobile デバイスは、このデバイスのクレードルが接続されているコンピュータで実行されている Mobile Link サーバに接続できます。

    Palm Computing Platform の場合は、localhost のデフォルト値がデバイスを指します。ホスト名や IP アドレスを明示的に指定することをおすすめします。

    • [ポート]   Mobile Link サーバの通信に使用するポート番号を指定します。デフォルトのポート番号は、TCP/IP の場合は 2439、HTTP の場合は 80、HTTPS の場合は 443 です。異なる値を選択する場合、指定したポートで受信を行うように Mobile Link サーバを設定してください。

  • [プロキシ・ホスト]   プロキシ・サーバのホスト名または IP アドレスを指定します。デフォルト値は localhost です。このオプションは、HTTP 同期と HTTPS 同期でのみ使用できます。

    • [プロキシ・ポート]   プロキシ・サーバのポート番号を指定します。デフォルト値は、HTTP の場合は 80、HTTPS の場合は 443 です。このオプションは、HTTP 同期と HTTPS 同期でのみ使用できます。

  • [URL サフィックス]   各 HTTP 要求の 1 行目の URL に追加するサフィックスを指定します。デフォルト値は、MobiLink です。プロキシ・サーバを介して同期する場合、Mobile Link サーバを見つけるためにサフィックスが必要な場合があります。このオプションは、HTTP 同期と HTTPS 同期でのみ使用できます。

    • [HTTP バージョン]   同期に使用する HTTP の値を指定します。1.0 または 1.1 を選択できます。デフォルト値は 1.1 です。

[自動接続]

以下のオプションを使用すると、Windows または Windows Mobile で実行されている Mobile Link クライアントがダイヤルアップ・ネットワーク接続を介して接続できるようになります。

スケジュールを使用している場合は、リモート・デバイスを自動的に同期できます。スケジュールを使用していない場合は、接続を手動でダイヤルすることなく dbmlsync を実行できます。

同期のスケジュールを参照してください。

  • [ネットワーク名]   ネットワーク名を指定して、Mobile Link の自動ダイヤル機能を使用できるようにします。これによって、手動でダイヤルすることなく Windows または Windows Mobile から接続できます。この名前は、[設定] - [接続] - [接続] (Windows Mobile) または [ネットワーク接続] (Windows) のドロップダウン・リストで指定したネットワーク名にしてください。

  • [開いたままにする]   ネットワーク名を指定するときに、同期の完了後に接続を開いたままにする (1) か、接続を閉じる (0) かをオプションで指定できます。デフォルトでは、接続は閉じられます (0)。

[セキュリティ]
  • [暗号化]   [TLS] または [HTTPS] を選択すると、セキュリティ・オプションが有効になります。これらのセキュリティ・オプションでは、暗号パッケージ・プログラムを使用して、この接続を介するすべての通信を暗号化できます。

    • [楕円曲線暗号]   楕円曲線暗号化を使用して接続を暗号化するには、このオプションを選択します。この暗号化を使用して、バージョン 10 以降のデータベースでは、TCP/IP 上の TLS 接続と HTTPS 接続を暗号化できます。バージョン 8.0.x と 9.0.x のデータベースでは、TCP/IP 接続を暗号化できます。この暗号化は、以前は Certicom 暗号化と呼ばれていました。

      別途ライセンスが必要な必須コンポーネント

      ECC 暗号化と FIPS 認定の暗号化には、別途ライセンスが必要です。強力な暗号化テクノロジはすべて、輸出規制対象品目です。

      別途ライセンスが必要なコンポーネントを参照してください。

    • [RSA]   RSA 暗号化を使用して通信を暗号化するには、このオプションを選択します。この暗号化を使用して、バージョン 10 以降のデータベースでは、TCP/IP 上の TLS 接続と HTTPS 接続を暗号化できます。バージョン 8 と 9 のデータベースでは、TCP/IP 接続を暗号化できます。バージョン 8.0.x と 9.0.x のデータベースでは、[HTTPS] を選択するとこの暗号化が自動的に選択されます。

    • [FIPS 認定]   FIPS 認定の RSA 暗号化を使用して通信を暗号化するには、このオプションを選択します。この暗号化を使用して、バージョン 10 以降のデータベースでは、TCP/IP 上の TLS 接続と HTTPS 接続を暗号化できます。バージョン 9.0.x のデータベースでは、TCP/IP 接続を暗号化できます。バージョン 9 のデータベースでは、[HTTPS FIPS] を選択するとこの暗号化が自動的に選択されます。バージョン 8.0.x のデータベースでは、この暗号化はサポートされていません。

  • [証明書に記載される会社]   証明書を発行した認証局の名前を入力します。サーバ側とクライアント側の値を一致させる必要があります。certificate_companyを参照してください。

  • [証明書に記載される部署]   証明書に記載される部署を入力します。これは組織単位とも呼ばれます。サーバ側とクライアント側の値を一致させる必要があります。certificate_unitを参照してください。

  • [証明書に記載される名前]   証明書の通称を入力します。サーバ側とクライアント側の値を一致させる必要があります。certificate_nameを参照してください。

  • [信頼できる証明書]   クライアントがサーバを認証するために使用する証明書ファイルの名前を入力します。trusted_certificatesを参照してください。

  • [詳細]   オプション=」のペアをセミコロンで区切ったリストです。