[テーブル・マッピング] ウィンドウ枠でテーブル・マッピングのローを選択すると、[詳細] ウィンドウ枠にテーブルに関する情報が表示されます。この [詳細] ウィンドウ枠には、次のタブがあります。
[カラム・マッピング] タブには、マッピングされているカラムが表示されます。
カラム・マッピングに削除対象のマークを付けるには、[カラム・マッピング] タブでローを選択し、[編集] - [削除] を選択します。このカラム・マッピングは、モデルを保存するときに削除されます。カラム・マッピングを削除するということは、モデルの展開時にリモート・データベースでカラムが削除されないということです。
[カラム・マッピング] タブには、選択したテーブル・マッピングについて次の情報が表示されます。
[リモート・カラム名] リモート・データベースのテーブル内のカラム名です。
[リモート番号] (リモート・カラム番号) このカラムは、SELECT * FROM tablename コマンドで返されるカラムの順序を示します。
[リモート・カラムのデータ型] データ型です。
[マッピング方向] カラムのマッピング方向です。
カラムのマッピング方向は、そのカラムが属するテーブルのマッピングの方向に依存します。カラムは、テーブルと同じマッピングにすることも、同期なしにすることもできます。たとえば、テーブルに双方向のテーブル・マッピングが設定されている場合、テーブルのカラムは [双方向] か [同期しない] のいずれかになります。
カラム・マッピングの方向が [同期しない] である場合、カラムはリモート・データベース・スキーマの一部です。モデルが展開されると、カラムはリモート・データベースに作成されますが、情報は同期されません。
リモート・データベースにカラムを作成しない場合は、モデルからカラムを削除してください。プライマリ・キーのカラムは削除できません。削除の処理方法の変更を参照してください。
[統合カラム名] 統合データベースのテーブル内のカラム名です。
同期モデルを作成する前からリモート・データベースが存在していた場合、このカラムの情報は推測なので、確認が必要です。
[統合番号] (統合カラム番号) このカラムは、SELECT * FROM tablename コマンドで返されるカラムの順序を示します。
[統合カラムのデータ型] データ型です。
[ダウンロード・タイプ] タブには、選択したテーブルについて次の情報が表示されます。
[タイムスタンプ・カラム名] タイムスタンプベースのダウンロードで使用するカラムの名前を指定します。
[統合テーブルでタイムスタンプ・カラムを使用する] このオプションを選択すると、タイムスタンプ・カラムがない各統合テーブルにタイムスタンプ・カラムが追加されます。
[シャドー・テーブルを使用してタイムスタンプ・カラムを保持する] このオプションを選択すると、統合データベースの同期テーブルごとにシャドー・テーブルが作成されます。シャドー・テーブルは、ベース・テーブルと同じ所有者で作成されます。
ダウンロード・タイプの変更を参照してください。
[削除のダウンロード] タブは、ダウンロード・タイプが [タイムスタンプ] である場合に適用されます。つまり、[テーブル・マッピング] ウィンドウ枠で、[ダウンロード・タイプ] が [タイムスタンプ] に設定され、[削除のダウンロード] カラムが選択されている状態です。[マッピング]:[テーブル・マッピング]を参照してください。
このタブでは、タイムスタンプベースの同期に対して統合データベースでの削除が記録される方法を表示および変更できます。[削除のダウンロード] タブには、選択したテーブルについて次の情報が表示されます。
[シャドー・テーブルを使用して削除を記録する] このオプションを選択すると、シャドー・テーブルを使用して、統合データベース内の削除が追跡されます。
シャドー・テーブルは、モデルの同期されたテーブルごとに作成されます。各シャドー・テーブルには、テーブルのプライマリ・キーを保持するカラムと、タイムスタンプを保持するカラムという 2 つのカラムがあります。シャドー・テーブルは、ベース・テーブルと同じ所有者で作成されます。
[タイムスタンプ・カラム名] タイムスタンプ・カラムの名前を指定します。デフォルトの [タイムスタンプ・カラム名] は last_modified です。
[論理削除を使用する] 統合データベース内の論理削除を、削除のダウンロードに使用する場合は、このオプションを選択します。論理削除では、ローが有効であるかどうかを追跡するステータス・カラムを使用します。次のオプションでは、ステータス・カラムが削除を追跡する方法を指定します。
[カラム名] ローが削除されたかどうかを示すカラムの名前を指定します。このカラムがない場合は追加されます。デフォルト名は deleted です。
[ローが削除されたことを示す値] ローが削除された場合に生成される値を指定します。デフォルトは Y です。
[ローが削除されていないことを示す値] ローが削除されていない場合に生成される値を指定します。デフォルトは N です。
次の項を参照してください。
[サブセットのダウンロード] タブは、ユーザ、リモート ID、またはカスタム・サブセットごとにデータをサブセットする場合に適用されます。[サブセットのダウンロード] タブには、選択したテーブルについて次の情報が表示されます。
[統合テーブルでカラムを使用する] 各統合テーブルのカラムを使用する場合は、このオプションを選択します。このオプションを使用するには、統合データベースに Mobile Link ユーザ名が含まれるテーブルや、Mobile Link ユーザ名を作成するためにジョインできるテーブルが必要です。Mobile Link ユーザ名は展開時に選択するため、統合データベースの既存の値と一致する名前を選択できます。(Mobile Link ユーザ名用に使用するカラムは、ユーザ名として使用する値を格納できるタイプである必要があります。)
[カラム名] Mobile Link ユーザ名またはリモート ID を含むカラムを指定します。
[ジョインされている関係テーブル内のカラムを使用する] このオプションを選択した場合は、ジョインを使用して Mobile Link ユーザ名またはリモート ID を指定します。次の項目を指定できます。
[ジョインするテーブル] 統合テーブルのカラムを指定します。
[一致させるカラム] ジョインするように選択したテーブルのカラムを指定します。
[ジョイン条件] ジョイン条件を作成するには、[テーブル・マッピング] ウィンドウ枠で選択したテーブルからカラムを選択し、上の [ジョインするテーブル] フィールドで指定したテーブルからカラムを選択します。
リモート IDとMobile Link ユーザの概要を参照してください。
[カスタム] カスタム・サブセットを作成する場合は、[サブセットのダウンロード] タブでテーブルと式を指定できます。複数のテーブルはカンマで区切ります。
[ダウンロード・カーソルの FROM 句に追加するテーブル] テーブル名を入力します。
[ダウンロード・カーソルの WHERE 句で使用する SQL 式] SQL 式を入力します。
download_cursor スクリプトの作成とダウンロード・サブセットの変更を参照してください。
[競合の解決] タブは、タイムスタンプに基づいて競合を解決することを選択した場合に適用されます。
[タイムスタンプ] カラム タイムスタンプ・カラムを入力します。
[ステータス] タブには、[テーブル・マッピング] ウィンドウ枠で選択されているテーブル・マッピングの情報メッセージ、警告メッセージ、またはエラー・メッセージが表示されます。
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