このページでは、SQL 式スクリプトを構築するために必要な情報を指定できます。この SQL Anywhere 式は、download_cursor スクリプトで使用される式と同じです。この式は、一部が自動的に作成されます。このオプションを使用する方法の例については、下の例を参照してください。
このページには次の項目があります。
[ダウンロード・カーソルの FROM 句に追加するテーブル] download_cursor で別のテーブルへのジョインが必要な場合に、テーブル名を入力します。ジョインで複数のテーブルが必要な場合は、カンマで区切ります。download_cursor スクリプトの作成を参照してください。
[ダウンロード・カーソルの WHERE 句で使用する SQL 式] ダウンロード・カーソルの WHERE 句で使用する SQL 式を入力します。download_cursor をすべて自分で作成する必要はありません。ダウンロード・サブセットのジョインやその他の制限を指定するために追加情報を指定する必要があるだけです。download_cursor スクリプトの作成を参照してください。
Mobile Link ユーザによる Customer というテーブルのダウンロードをサブセットし、active=1 である場合だけローをダウンロードするとします。Mobile Link ユーザ名はサブセットのテーブルに存在しないため、ユーザ名が含まれる SalesRep というテーブルへのジョインを作成する必要があります。この例では、タイムスタンプベースのダウンロードを想定しています。
このシナリオで同期を設定するには、[ダウンロード・カーソルの FROM 句に追加するテーブル] に次のように入力します。
SalesRep |
[ダウンロード・カーソルの WHERE 句で使用する SQL 式] に次のように入力します。
SalesRep.ml_username = {ml s.username} AND Customer.active = 1 AND Customer.cust_id = SalesRep.cust_id |
次の download_cursor スクリプトは、これらの設定に基づいて生成されます。
SELECT "DBA"."Customer"."cust_id", "DBA"."Customer"."cust_name" FROM "DBA"."Customer", SalesRep WHERE "DBA"."Customer"."last_modified" >= {ml s.last_table_download} AND SalesRep.ml_username = {ml s.username} AND Customer.active = 1 AND Customer.cust_id = SalesRep.cust_id |
WHERE 句の最後の行により、Customer から SalesRep へのキー・ジョインが作成されます。
このスクリプトは、同期モデル作成ウィザードの完了後に、モデル・モードの [イベント] タブで表示および修正できます。ダウンロード・サブセットの変更を参照してください。
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