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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Remote » SQL Remote の配備と管理 » SQL Remote の管理 » SQL Remote メッセージ・システム

 

FTP メッセージ・システム

FTP メッセージ・システムでは、メッセージは FTP ホストのルート・ディレクトリの下位ディレクトリに保存されます。FTP ホストとルート・ディレクトリは、レジストリまたは初期化ファイルに保存されているメッセージ・システム制御パラメータによって指定されます。またメッセージが保存されるサブディレクトリが各ユーザのアドレスになります。

FTP をサポートしているオペレーティング・システムのリストについては、サポートされるプラットフォームを参照してください。

FTP メッセージ制御パラメータ

FTP メッセージ・システムでは、次の制御パラメータを使用します。

  • host   FTP サーバを実行しているコンピュータのホスト名。このパラメータには、ホスト名 (FTP.ianywhere.com など) または IP アドレス (192.138.151.66 など) を使用できます。

  • user   FTP ホストにアクセスするためのユーザ名。

  • password   FTP ホストにアクセスするためのパスワード。

  • root_directory   メッセージが保存される、FTP ホスト・サイトのルート・ディレクトリ。

  • port   FTP の接続に使用される IP ポート番号。このパラーメータは通常は不要です。

  • debug   このパラメータは、YES または NO に設定されます。デフォルトは NO です。YES を設定すると、デバッグ出力が表示されます。

  • active_mode   このパラメータは、YES または NO に設定されます。デフォルトは NO (受動モード) です。

  • reconnect_retries   失敗になる前に、リンクがサーバでソケットを開こうと試行する回数。デフォルト値は 4 です。このパラメータを設定すると、再接続のみに影響します。FTP リンクによる最初の接続には影響しません。

  • reconnect_pause   接続の試行失敗後に次の接続まで待機する秒数。デフォルトは 30 秒です。このパラメータを設定すると、再接続のみに影響します。FTP リンクによる最初の接続には影響しません。

  • suppress_dialogs   このパラメータは、TRUE または FALSE に設定されます。TRUE に設定されている場合は、FTP サーバへの接続の試行失敗後に、[接続] ウィンドウは表示されません。代わりに、エラーが発生します。

  • invalid_extensions   メッセージング・システムでのファイルの生成時に dbremote で使用されないようにするファイル拡張子の、カンマで区切られたリストです。

  • encode_dll   カスタム・エンコード・スキームを実装している場合は、作成したカスタム・エンコード DLL のフル・パスをこのパラメータに設定する必要があります。

参照

FTP 問題のトラブルシューティング