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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Remote » SQL Remote のレプリケーション設計 » SQL Remote のレプリケーション設計と設定 » ユーザ・パーミッション » REMOTE パーミッション

 

REMOTE パーミッションの付与

次の手順を使用して、リモート・ユーザを追加します。

♦  リモート・ユーザを作成するには、次の手順に従います (Sybase Central の場合)。
  1. DBA 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。

  2. 左ウィンドウ枠で、[SQL Remote ユーザ] フォルダを選択します。

  3. [ファイル] - [新規] - [SQL Remote ユーザ] を選択します。

  4. リモート・ユーザ作成ウィザードの指示に従います。

♦  既存のユーザをリモート・ユーザにするには、次の手順に従います (Sybase Central の場合)。
  1. DBA 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。

  2. 左ウィンドウ枠で、[SQL Remote ユーザ] フォルダを選択します。

  3. ユーザを右クリックして、[リモート・ユーザに変更] を選択します。

  4. このウィンドウで、メッセージ・タイプの選択、アドレスの入力、送信頻度の選択を行い、[OK] をクリックします。

♦  リモート・ユーザを作成するには、次の手順に従います (SQL の場合)。
  1. DBA 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。

  2. CREATE USER 文を実行して、ユーザを作成します。

    次に例を示します。

    CREATE USER remote1;
  3. GRANT CONNECT 文を実行して、ユーザの CONNECT パーミッションを付与します。GRANT 文を参照してください。

    次に例を示します。

    GRANT CONNECT TO remote1;
    
  4. GRANT REMOTE 文を実行して、ユーザの REMOTE パーミッションを付与します。GRANT REMOTE 文 [SQL Remote]を参照してください。

    次に例を示します。

    GRANT REMOTE TO remote1;
    

    たとえば、次の文では、ユーザ S_Beaulieu に REMOTE パーミッションを付与し、リモート・データベースで次の処理を実行することを指定します。

    • SMTP 電子メールをメッセージ・システムとして使用する。

    • 電子メール・アドレス s_beaulieu@acme.com を使用してメッセージを送信する。

    • 毎日午後 10 時にメッセージを送信する。

    GRANT REMOTE TO S_Beaulieu
    TYPE smtp
    ADDRESS 's_beaulieu@acme.com'
    SEND AT '22:00';

    次の文では、ユーザ rem1 に REMOTE パーミッションを付与し、rem1 のリモート・データベースでアドレス rem1 の FILE メッセージ・システムを使用することを指定します。

    GRANT CONNECT TO rem1 IDENTIFIED BY SQL
    GRANT REMOTE TO rem1 TYPE FILE ADDRESS 'rem1';
    
参照