通常、統合データベースは、継続モードで実行されます。継続モードとその代替となるバッチ・モードについては、Message Agent (dbremote) の概要を参照してください。
REMOTE 権限を持つすべてのユーザが SEND AT または SEND EVERY の頻度を指定していることを確認します。
継続モードでは、Message Agent (dbremote) は各リモート・ユーザのプロパティに含まれる SEND AT または SEND EVERY の頻度で指定された時刻に、メッセージを送信します。送信頻度の設定を参照してください。
-b オプションを使用しないで、Message Agent (dbremote) を起動します。
Windows では、Message Agent (dbremote) の名前は dbremote.exe です。UNIX では、この名前は dbremote です。Mac OS X では、SyncConsole を使用して Message Agent (dbremote) を起動することもできます。Mac OS X での Message Agent (dbremote) の実行とUNIX での Message Agent (dbremote) の実行を参照してください。
たとえば、次の文ではデータベース・ファイル c:\mydata.db で dbremote を継続モードで実行します。接続にはユーザ名 ManagerSteve とパスワード sql を使用しています。
dbremote -c "UID=ManagerSteve;PWD=sql;DBF=c:\mydata.db" -l 40000 |
ユーザ名 ManagerSteve には、REMOTE DBA 権限または DBA 権限のいずれかが必要です。-l オプションで定義されているメッセージの最大長は、システム内のすべてのデータベースで同じである必要があります。Message Agent (dbremote) の稼働条件を参照してください。
指定できる dbremote オプションの完全なリストについては、Message Agent (dbremote)を参照してください。
Message Agent (dbremote) を継続モードで実行する場合、サーバの稼働中は常に Message Agent (dbremote) を実行させておくことができます。このためには、Message Agent (dbremote) を Windows 上でサービスとして実行します。サービスは、現在使用しているユーザがログ・アウトしても実行し続け、オペレーティング・システムが起動されたときに起動するように設定できます。
プログラムをサービスとして実行する方法については、Windows 用サービス・ユーティリティ (dbsvc)を参照してください。
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