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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Remote » SQL Remote のレプリケーション設計 » SQL Remote の概要

 

SQL Remote のコンポーネント

SQL Remote には、以下のコンポーネントが必要です。

SQL Remote Message Agent、データ・サーバ、メッセージ・システムから成る SQL Remote インストール環境のアーキテクチャ。
  • データベース・サーバ   統合サイトと各リモート・サイトには、SQL Anywhere データベースが必須です。

  • SQL Remote   データベース間でレプリケーション・メッセージを送受信するには、統合サイトと各リモート・サイトに SQL Remote をインストールする必要があります。

    SQL Remote Message Agent は、クライアント/サーバ接続経由でデータベース・サーバに接続します。Message Agent は、データベース・サーバと同じコンピュータでも異なるコンピュータでも実行できます。

  • メッセージ・システム・クライアント・ソフトウェア   SQL Remote は、既存のメッセージ・システムを使用して、レプリケーション・メッセージを転送します。

    共有ファイルまたは FTP メッセージ・システムを使用している場合、メッセージ・システムはオペレーティング・システムに含まれています。

    SMTP 電子メール・システムを使用している場合は、統合サイトと各リモート・サイトに電子メール・クライアントをインストールしておく必要があります。

  • クライアント・アプリケーション   クライアント・アプリケーションでは、ODBC、Embedded SQL、またはその他のさまざまなプログラミング・インタフェースを使用できます。統合データベースとリモート・データベースのどちらを使用しているかを、クライアント・アプリケーション側で認識する必要はありません。クライアント・アプリケーション側から見ると、どちらでも同じだからです。SQL Anywhere データ・アクセス・プログラミング・インタフェースを参照してください。