統合データベースなどで、Message Agent (dbremote) を継続モードで実行する場合は、すべての REMOTE ユーザが送信頻度を指定していることを確認してください。継続モードでは、Message Agent (dbremote) は SEND AT または SEND EVERY プロパティで指定された時刻に、メッセージを送信します。
Message Agent (dbremote) では、次の送信頻度の値をサポートしています。
SEND EVERY メッセージを送信する間隔の待機時間を指定します。
SEND EVERY を設定したユーザにメッセージを送信すると、同じ頻度が設定されているすべてのユーザにメッセージが同時に送信されます。たとえば、12 時間ごとに更新内容を受信するリモート・ユーザ全員に、時間をずらすことなく同時に更新内容が送信されます。これにより、SQL Anywhere のトランザクション・ログを処理する回数を減らすことができます。あるユーザに固有な頻度を設定することは、できるだけ避けてください。
送信頻度を時、分、秒 (HH:MM:SS フォーマット) で指定できます。
SEND AT メッセージを送信する時刻を指定します。
毎日、指定した時刻に更新内容が送信されます。送信時間をずらすことなく、この設定の時間をできるだけ変えずに使用してください。データベースがビジーでない時刻を選択してください。
デフォルト設定 (SEND 句なし) ユーザが SEND AT 句または SEND EVERY 句を指定していない場合は、Message Agent (dbremote) はバッチ・モードで起動し、起動のたびにメッセージを送信して停止します。バッチ・モードでの Message Agent (dbremote) の実行を参照してください。
頻繁にメッセージを送信すると、小さいメッセージが送信されることが多くなります。メッセージの送信頻度を下げると、より多くの命令を 1 つのメッセージにグループ化できます。お使いのメッセージ・システムで小さいメッセージを大量に送信しなければならない場合は、送信間隔をあまり短くしないでください。
DBA 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。
左ウィンドウ枠で、[SQL Remote ユーザ] ディレクトリを選択します。
ユーザを右クリックし、[プロパティ] を選択します。
[SQL Remote] タブをクリックします。
[次の間隔で送信] または [毎日次の時刻に送信] のいずれかを選択し、時間を指定します。
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