カスタム・エンコード・スキームを実装するには、カスタム・エンコード DLL を構築します。このカスタム DLL を使用して、特定のメッセージ・システムで必要な特殊機能を適用したり、各ユーザに送信されたメッセージの数などの統計を取ったりすることができます。
ヘッダ・ファイル dbrmt.h は、install-dir ディレクトリにインストールされています。このファイルには、カスタム・エンコード・スキームの構築に使用できるアプリケーション・プログラミング・インタフェースが含まれています。
自分のカスタム DLL を使用するには、そのカスタム DLL へのフル・パスの値をメッセージ制御パラメータ encode_dll に設定します。次に例を示します。
SET REMOTE FTP OPTION "Public"."encode_dll" = 'c:\\sany11\\Bin32\\custom.dll'; |
カスタム・エンコードを実装する場合、その DLL が受信側にもあり、自分のメッセージを正確に復号化できるようになっていることを必ず確認してください。
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