Message Agent (dbremote) は、次のタスクを実行してメッセージを送信します。
パブリッシャのトランザクション・ログのスキャン Message Agent (dbremote) は、パブリッシャ・データベースのトランザクション・ログをスキャンして、トランザクション・ログのエントリをサブスクライバへのメッセージに変換します。-l オプションで定義されているメッセージの最大長は、システム内のすべてのデータベースで同じである必要があります。
大きなトランザクションの場合、Message Agent (dbremote) はマルチパートのメッセージを作成します。これらのメッセージには、トランザクション内でのそれぞれの位置を追跡するシーケンス番号が個別に付けられています。サブスクライバ・データベースの Message Agent (dbremote) は、シーケンス番号を使用して、メッセージが正しい順序で適用され、失われることがないようにします。
リモート・データベースへのメッセージの送信 Message Agent (dbremote) は、各リモート・ユーザの送信頻度プロパティで指定された時刻にメッセージを送信します。送信遅延の調整を参照してください。
Message Agent (dbremote) は、キャッシュ・メモリが設定値を超えた場合、指定時刻より前にメッセージを送信します。Message Agent (dbremote) は、メッセージをキャッシュ・メモリに格納します。使用中のキャッシュ・メモリが指定された値を超えると、メッセージが送信されます。メッセージのキャッシュによるスループットの調整を参照してください。
リモート・データベースからの再送要求の処理 ユーザがメッセージの再送要求を発行すると、パブリッシャ・データベースの Message Agent (dbremote) は通常のメッセージ送信処理を中断し、再送要求を処理します。
このような再送要求の緊急度は、-ru オプションを使用して制御します。再送要求処理の緊急度の調整を参照してください。
パブリッシャ・データベースへの確認メッセージの送信 メッセージが受信されてサブスクライブされたデータベースに適用されると、パブリッシャには確認メッセージが返送されます。保証されたメッセージ配信システムの概要を参照してください。
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