REMOTE パーミッションの付与は、データベースへのリモート・ユーザの追加にも関連します。SQL Remote 階層内で現在のデータベースの直下にあるデータベースのパブリッシャには、現在のデータベースによって REMOTE パーミッションが付与されます。
ユーザに REMOTE パーミッションを付与する場合は、次の設定を行う必要があります。
メッセージ・システム データベース内で最低 1 つのメッセージ・システムが定義されるまで、新規リモート・ユーザを作成することはできません。SQL Remote メッセージ・システムを参照してください。
送信頻度 SQL 文を使用して REMOTE パーミッションを付与する場合、送信頻度の設定はオプションです。送信頻度の設定を参照してください。
ユーザに REMOTE パーミッションを付与するには、次の処理を実行します。
ユーザをリモート・ユーザとして識別します。
このリモート・ユーザでメッセージを交換するときに使用するメッセージ・タイプを指定します。
メッセージの送信先アドレスを指定します。
メッセージがリモート・ユーザに送信される頻度を指示します。
データベースのパブリッシャは、同じデータベースの REMOTE パーミッションと CONSOLIDATE パーミッションを持つことはできません。これにより、パブリッシャが、出力メッセージの送信者と受信者の両方として識別されます。
グループに REMOTE パーミッションを付与できますが、REMOTE パーミッションは、グループ内のすべてのユーザに自動的には適用されません。グループ内の各ユーザには REMOTE パーミッションを明示的に付与する必要があります。
REMOTE パーミッションの付与
REMOTE パーミッションの取り消し
Copyright © 2009, iAnywhere Solutions, Inc. - SQL Anywhere 11.0.1 |