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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Remote » SQL Remote のレプリケーション設計 » SQL Remote のレプリケーション設計と設定 » 重複プライマリ・キー・エラー

 

グローバル・オートインクリメント・カラム

GLOBAL AUTOINCREMENT のデフォルトを使用して、リモート・データベースごとにユニークなグローバル・データベース ID 番号を割り当てます。

カラムに GLOBAL AUTOINCREMENT のデフォルトを指定すると、そのカラムの値のドメインが分割されます。各分割には同じ数の値が含まれます。たとえば、データベース内の整数カラムの分割サイズを 1000 に設定した場合、1 つの分割が 1001 から 2000 まで拡大します。また、2 つ目の分割は 2001 から 3000 まで拡大し、以降、同じように拡大していきます。

SQL Anywhere では、データベースのデフォルト値は、そのデータベース番号でユニークに識別された分割からのみ設定されます。たとえば、リモート・データベースに ID 番号 10 を割り当てた場合、このデータベースのデフォルト値は 10001 ~ 11000 の範囲から選択されます。ID 番号 11 が割り当てられた別のリモート・データベースからは、11001 ~ 12000 の範囲にある同一カラムのデフォルト値が指定されます。

参照

DEFAULT GLOBAL AUTOINCREMENT の宣言