接続情報の収集方法は、入力を体系化または自動化する程度によって異なります。入力を体系化するほど、接続情報の信頼性が高くなります。
接続の詳細は、Ultra Light のカスタム・アプリケーションから接続するか、SQL Anywhere の Ultra Light 用管理ツールから接続するかによって、異なる方法で収集できます。
方法 | 管理ツール | カスタム・アプリケーション |
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サポートされている 4 つのデータベース・ユーザのうちの 1 つとしてユーザが認証される必要がある場合、接続時にエンド・ユーザにプロンプトを表示します。Ultra Light のグラフィカル管理ツールでは接続オブジェクトが使用されます。 可能な場合は、ULConnectionParms オブジェクトまたは ConnectionParms オブジェクトを使用します。Open メソッドの引数である接続文字列を使用するよりも確認が簡単で、インタフェースがより体系化されます。次の項を参照してください。 |
X | X |
ユーザ認証が必要ない場合は、接続文字列を使用します。ユーザを認証しない主な理由としては、配備先が単一ユーザのデバイスである、ユーザがアプリケーションを起動するたびにプロンプトを表示するのは不便であるなどがあります。Ultra Light のコマンド・ライン・ユーティリティでは、データベースへの接続が必要な場合に接続文字列が使用されます。格納されているファイルから値を読み取るように Ultra Light アプリケーションをプログラミングするか、アプリケーションに値をハードコードできます。次の項を参照してください。
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X1 | X3 |
ULSQLCONNECT 環境変数を使用して、繰り返し使用する接続パラメータを格納します。パラメータを格納することによって、開発段階でそのパラメータを繰り返し指定する必要がなくなります。ULSQLCONNECT でパラメータとして指定されている値が、Ultra Light のデスクトップ管理ツールのデフォルトになります。 すべての Ultra Light のデスクトップ管理ツールでは、パラメータの優先規則に従って、接続文字列に指定がないパラメータが ULSQLCONNECT の値で確認されます。これらの値を変更にするには、接続文字列で別の値を指定します。ULSQLCONNECT 環境変数を使用した Ultra Light パラメータの保管を参照してください。 |
X2 | なし |
1 通常はユーザが指定
2 デスクトップ管理ツールのみ
3 通常はハードコードまたはファイルに保管
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