この文は、2 つ以上の SELECT 文の結果を結合するために使用します。
select-statement-without-ordering [ UNION [ ALL | DISTINCT ] select-statement-without-ordering ]... [ ORDER BY [ number [ ASC | DESC ] , ... ]
いくつかの SELECT 文の結果を、UNION を使ってより大きな結果へと結合することができます。各 SELECT 文には、それぞれの select リストに同じ数の式を指定します。各文には ORDER BY 句を含めることはできません。
UNION ALL の結果は、統合された SELECT 文の結果を結合したものです。ローが重複しないようにして結果を取得するには、UNION または UNION DISTINCT を指定します。ただし、重複するローを削除することにより、文の合計実行時間が増えることに注意してください。ローの重複を許容するには、UNION ALL を指定します。
データ型の異なる対応する式を結合しようとすると、Ultra Light は、結合された値を表すデータ型を検索しようとします。この検索ができない場合、統合操作は失敗し、エラーが返されます (例:「値 'Surname' をデータ型数値に変換できません。」)。
結果に表示されるカラム名は、最初の SELECT 文に対して表示されるカラム名 (またはエイリアス) です。
ORDER BY 句では、整数を使用して順序が確立されます。ここで整数は結果をソートするクエリ式を示します。
次の例は、結合された Employees テーブルと Customers テーブルで見つかったそれぞれの姓すべてをリストします。
SELECT Surname FROM Employees UNION SELECT Surname FROM Customers; |
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