ANY 条件は、比較演算子と組み合せて使用して、1 つの値をサブクエリが生成するデータ値のカラムと比較します。

構文 1

expression compare  [ NOT ] ANY ( subquery )

構文 2

expression = ANY ( subquery )

パラメータ

compare:
= | > | < | >= | <= | <> | != | !< | !>

備考

Ultra Light は指定された比較演算子を使用して、テスト値をカラムのデータ値と比較します。いずれかの比較の結果が TRUE になる場合、ANY テストは TRUE を返します。

構文 1   expression がサブクエリ結果のいずれかの値と等しい場合は TRUE、expression が NULL ではなく、サブクエリから返されたいずれの値とも等しくない場合は FALSE です。expression が NULL 値の場合、サブクエリ結果にローがあれば ANY 条件は UNKNOWN です。サブクエリ結果にローがなければ、条件は必ず FALSE になります。

参照

• サブクエリと ANY テスト
• 比較演算子

例

注文番号 2005 の最初の製品が出荷された後に受けた注文の注文 ID と顧客 ID を検索します。

SELECT ID, CustomerID
FROM SalesOrders
WHERE OrderDate > ANY (
 SELECT ShipDate
 FROM SalesOrderItems
 WHERE ID=2005);