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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Ultra Light データベース管理とリファレンス » Ultra Light データベースの使用 » Ultra Light データベースの操作 » Ultra Light のテーブルとカラムの操作

 

allsync と nosync の各サフィックスの使用

テーブル名に _allsync または _nosync を追加して、同期のデータ制限を制御できます。これらのサフィックスは、パブリケーションを使用してデータ制限を制御する方法の代わりに使用できます。データの優先度を制御するには、1 つまたは複数のパブリケーションを定義します。

  • 名前の末尾が _allsync のテーブルを作成すると、最後の同期以降に変更されていない場合でも、同期時にこのテーブル内のすべてのローが同期されます。

    ヒント

    allsync テーブルには、ユーザ固有またはクライアント固有のデータを保管できます。同期するときに、統合データベースのテンポラリ・テーブルにこの Ultra Light テーブルのデータをアップロードできます。同期スクリプトでデータを制御できるため、統合データベースにそのデータを保持する必要はありません。

  • 名前の末尾が _nosync のテーブルを作成すると、このテーブルのローはすべて同期から除外されます。これらのテーブルは、統合データベースのテーブルに必要がない永続的なデータ用として使用できます。

参照

CustDB.udb サンプル・データベースでは、ULIdentifyEmployee_nosync というテーブルが非同期のテーブルとして宣言されていることがそのテーブル名からわかります。したがって、このテーブルのデータが変更されても、Mobile Link で同期されず、情報は CustDB.db 統合データベースに表示されません。