データベースのチェックサム検証のレベルを設定します。
{ ulcreate | ulinit | ulload } -o checksum_level=value;...
0, 1, 2
0
チェックサムは、ディスク、フラッシュ、またはメモリに保管されているページのオフラインの破損を検出するために使用します。チェックサムによって、重要なページの破損が原因で他のデータが破損するのを防ぐことができます。選択するレベルによって、Ultra Light によって各データベース・ページのチェックサムが計算、記録されてから、ページが記憶領域に書き込まれます。
計算されたチェックサムが、記憶領域から読み取られたページのチェックサムと一致しない場合は、ページの保管または取り出し中にページが変更されたか、壊れた可能性があります。チェックサムが一致しなかった場合、データベースでページがロードされるときに、Ultra Light によってデータベースが停止され、致命的なエラーがレポートされます。このエラーは解決できません。Ultra Light データベースを再作成し、データベースのエラーを iAnywhere にレポートしてください。
チェックサムが有効になっている Ultra Light データベースをアンロードしてから再ロードした場合、チェックサムのレベルは保持され、リストアされます。
checksum_level では、次の値がサポートされています。
0 データベース・ページにチェックサムを追加しない。
1 インデックスや同期ステータスのページなど、重要なデータベース・ページにチェックサムを追加し、ロー・ページには追加しない。
2 すべてのデータベース・ページにチェックサムを追加する。
Sybase Central では、データベースを作成するウィザードでチェックサムの使用を設定できます。[新しいデータベースの記憶領域設定] ページで [データベース・ページのチェックサム・レベル] オプションを選択します。
クライアント・アプリケーションから、データベース・マネージャ・クラスに対するデータベース作成メソッドの作成パラメータの 1 つとしてこのプロパティを設定します。
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