Click here to view and discuss this page in DocCommentXchange. In the future, you will be sent there automatically.

SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Ultra Light データベース管理とリファレンス » Ultra Light データベースのリファレンス » Ultra Light 作成パラメータ

 

Ultra Light checksum_level 作成パラメータ

データベースのチェックサム検証のレベルを設定します。

構文
{ ulcreate | ulinit | ulload } -o checksum_level=value;...
指定可能な値

0, 1, 2

デフォルト

0

備考

チェックサムは、ディスク、フラッシュ、またはメモリに保管されているページのオフラインの破損を検出するために使用します。チェックサムによって、重要なページの破損が原因で他のデータが破損するのを防ぐことができます。選択するレベルによって、Ultra Light によって各データベース・ページのチェックサムが計算、記録されてから、ページが記憶領域に書き込まれます。

計算されたチェックサムが、記憶領域から読み取られたページのチェックサムと一致しない場合は、ページの保管または取り出し中にページが変更されたか、壊れた可能性があります。チェックサムが一致しなかった場合、データベースでページがロードされるときに、Ultra Light によってデータベースが停止され、致命的なエラーがレポートされます。このエラーは解決できません。Ultra Light データベースを再作成し、データベースのエラーを iAnywhere にレポートしてください。

チェックサムが有効になっている Ultra Light データベースをアンロードしてから再ロードした場合、チェックサムのレベルは保持され、リストアされます。

checksum_level では、次の値がサポートされています。

  • 0   データベース・ページにチェックサムを追加しない。

  • 1   インデックスや同期ステータスのページなど、重要なデータベース・ページにチェックサムを追加し、ロー・ページには追加しない。

  • 2   すべてのデータベース・ページにチェックサムを追加する。

Sybase Central では、データベースを作成するウィザードでチェックサムの使用を設定できます。[新しいデータベースの記憶領域設定] ページで [データベース・ページのチェックサム・レベル] オプションを選択します。

クライアント・アプリケーションから、データベース・マネージャ・クラスに対するデータベース作成メソッドの作成パラメータの 1 つとしてこのプロパティを設定します。

参照