Click here to view and discuss this page in DocCommentXchange. In the future, you will be sent there automatically.

SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Ultra Light データベース管理とリファレンス » Ultra Light データベースのリファレンス » Ultra Light 作成パラメータ

 

Ultra Light date_format 作成パラメータ

データベースから取り出した日付のフォーマットを設定します。

構文
{ ulcreate | ulinit | ulload } -o date_format=value;...
指定可能な値

文字列

デフォルト

YYYY-MM-DD (ISO 日付フォーマット仕様に準拠)

備考

データ型が DATE の値は、date_format 作成パラメータで設定されているフォーマットで表されます。日付の値は、文字列で表すこともできます。値は、文字列に割り当ててから取り出します。

Ultra Light では日付の単位から日付が構築されます。日付の単位には、年、月、日、曜日、通し日数、時、分、秒 (その要素) があります。

デフォルトの日付のフォーマットと順序は ISO (YYYY-MM-DD) です。たとえば、2006 年 1 月 7 日はこのフォーマットでは 2006-01-07 になります。デフォルトの ISO の日付のフォーマットと順序を使用しない場合は、これらの日付の単位に別のフォーマットと順序を指定します。

フォーマットは次の記号を組み合わせた文字列です。

シンボル 説明
yy 2 桁の年度。
yyyy 4 桁の年度。
mm 2 桁の月、または 2 桁の分 (hh:mm のように、コロンの後ろに続く場合)。
mmm[m...] 月を示す略式文字で、文字数は "m" の数に一致。大文字の M の場合、出力も大文字になります。
d 1 桁の曜日 (0 = 日曜日、6 = 土曜日)。
dd 2 桁の指定月の日。先頭の 0 は必要ありません。
ddd[d...] 曜日を示す略式文字。大文字の D の場合、出力も大文字になります。
hh 2 桁の時間。先頭の 0 は必要ありません。
nn 2 桁の分。先頭の 0 は必要ありません。
ss[.ss..] 秒と秒の少数位。
aa 12 時間表記。正午前の時刻は AM で表します。
pp 12 時間表記。正午後の時刻は PM で表します。
jjj 指定年の日 (1 ~ 366)。

既存のデータベースの日付フォーマットは変更できません。変更する必要がある場合は、新しいデータベースを作成してください。

指定可能な値は、上の表に示す記号から構成されます。各記号は、フォーマットされる日付のデータで置き換えられます。

略式文字については、指定した文字数が数えられます。必要な場合は、A.M. または P.M. のインジケータ (ローカライズ可能) が、指定した文字数に対応するバイト数までトランケートされます。

出力の大文字と小文字の制御   文字データを表す記号 (mmm など) では、出力の文字を次のように制御できます。

  • 記号を大文字で入力すると、フォーマットが大文字で表記されます。たとえば、MMM と入力すると、JAN と表記されます。

  • 記号を小文字で入力すると、フォーマットが小文字で表記されます。たとえば、mmm と入力すると、jan と表記されます。

  • 大文字と小文字を混ぜて入力すると、使用される言語に適切な文字が Ultra Light により選択されます。たとえば、Mmm と入力すると、英語では May、フランス語では mai と表記されます。

0 埋め込みの制御   数値データを表す記号では、記号に大文字を使用するか小文字を使用するかで 0 埋め込みを制御できます。

  • 記号をすべて大文字または小文字 (MM や mm など) で入力すると、0 埋め込みが行われます。たとえば、yyyy/mm/dd と入力すると、2002/01/01 と表記されます。

  • 大文字と小文字を混ぜて入力すると (Mm など)、0 の埋め込みは行われません。たとえば、yyyy/Mm/Dd と入力すると、2002/1/1 と表記されます。

Sybase Central では、データベースを作成するウィザードで日付フォーマットを設定できます。[新しいデータベース作成パラメータ] ページで [日付形式] オプションを選択します。

クライアント・アプリケーションから、データベース・マネージャ・クラスに対するデータベース作成メソッドの作成パラメータの 1 つとしてこのプロパティを設定します。

参照

次の表は、date_format の設定と、2001 年 5 月 21 日 (木) に実行された SELECT CURRENT DATE 文からの出力を示します。

使用した date_format の構文 返された結果
yyyy/mm/dd/ddd 2001/05/21/thu
jjj 141
mmm yyyy may 2001
mm-yyyy 05-2001