データベースから取り出した時刻のフォーマットを設定します。
{ ulcreate | ulinit | ulload } -o time_format=value;...
文字列 (下記の記号の組み合わせ)
HH:NN:SS.sss
Ultra Light では time_format 作成パラメータで設定した時間の単位を使用して時間が記述されます。時間の単位には、時、分、秒、ミリ秒があります。
時間の値は、文字列で表すこともできます。時間の値は、文字列変数に割り当ててから取り出します。
ISO (HH:MM:SS) がデフォルトの時間フォーマットです。たとえば、「真夜中」はこのフォーマットでは 00:00:00 になります。デフォルトの ISO の時間フォーマットを使用しない場合は、これらの時間の単位に別のフォーマットと順序を指定します。
フォーマットは次の記号を組み合わせた文字列です。
シンボル | 説明 |
---|---|
HH | 2 桁の時間 (24 時間表記)。 |
NN | 2 桁の分。 |
MM | コロンの後の場合は、2 桁の分 (hh:mm など)。 |
SS[.s...] | 2 桁の秒と、省略可能な秒の小数位。 |
既存のデータベースの時間フォーマットは変更できません。変更する必要がある場合は、新しいデータベースを作成してください。
各記号は、フォーマットしようとする日付のデータで置き換えられます。数字の出力ではなく文字を表すフォーマット記号は、大文字で入力でき、その場合、置き換えられる文字も大文字になります。フォーマット文字列で大文字と小文字を混ぜて使用すると、数字の前に 0 が付きません。
記号に大文字を使用するか小文字を使用するかで 0 埋め込みを制御できます。
記号をすべて大文字または小文字 (HH や hh など) で入力すると、0 埋め込みが行われます。たとえば HH:NN:SS と入力すると、01:01:01 と表記されます。
大文字と小文字を混ぜて入力すると (Hh など)、0 埋め込みは行われません。たとえば Hh:Nn:Ss と入力すると、1:1:1 と表記されます。
Sybase Central では、データベースを作成するウィザードで時間フォーマットを設定できます。[新しいデータベース作成パラメータ] ページで [時間形式] オプションを選択します。
クライアント・アプリケーションから、データベース・マネージャ・クラスに対するデータベース作成メソッドの作成パラメータの 1 つとしてこのプロパティを設定します。
3:30 PM にトランザクションが実行された場合、デフォルトの time_format 構文 HH:NN:SS.sss では、結果は次のようになります。
15:30:55.0
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