文字列から日付への変換で、2 桁の年の解釈を制御します。
{ ulcreate | ulinit | ulload } -o nearest_century=value;...
整数 (0 ~ 100)
50
Ultra Light では、期待値が日付の値であれば、年が文字列内で 2 桁だけで表されている場合でも、文字列を日付に自動的に変換します。年が 2 桁の場合は、適切なロールオーバ値を設定する必要があります。この値より小さい 2 桁の年は 20yy に変換され、この値以上の年は 19yy に変換されます。
適切なロールオーバ値を決定するには、次の点を考慮します。
2 桁の年の使用 年が 2 桁ではない場合は、基準年への変換は適用されません。設定した nearest_century 値よりも小さい 2 桁の年は 20yy に変換され、nearest_century 値以上の年は 19yy に変換されます。
4 桁の年を格納して、間違った変換の問題を防ぐことをおすすめします。あいまいさのない日付と時刻の使用を参照してください。
統合データベースの互換性 たとえば、従来の SQL Anywhere では、年に 1900 を加算していました。Adaptive Server Enterprise では基準年を使用するので、yy が 50 より小さい場合は 20yy になります。
日付の意味:過去または未来 誕生年は、過去のことなので、小さいロールオーバ値が必要です。したがって、yy が 20 未満の年は 20yy に設定してください。これに対して、日付が有効期限の場合は、未来のことなので、大きい値の方が理にかなっています。
既存のデータベースの基準年は変更できません。変更する必要がある場合は、新しいデータベースを作成してください。
Sybase Central では、データベースを作成するウィザードで基準年を設定できます。[新しいデータベース作成パラメータ] ページで[基準年] オプションを選択します。
クライアント・アプリケーションから、データベース・マネージャ・クラスに対するデータベース作成メソッドの作成パラメータの 1 つとしてこのプロパティを設定します。
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