Click here to view and discuss this page in DocCommentXchange. In the future, you will be sent there automatically.

SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Ultra Light データベース管理とリファレンス » Ultra Light の概要 » Ultra Light の保管方法とファイルの命名規則

 

Ultra Light データベース・スキーマ

データベースの論理的なフレームワークを「スキーマ」といいます。Ultra Light では、スキーマは、Ultra Light データベースのメタデータを含むシステム・テーブルのカタログとして管理されます。システム・テーブルには、次のメタデータが格納されています。

DDL 文を使用したスキーマ変更

データベースのスキーマは、適切なデータ定義言語 (DDL) 文を使用して変更できます。変更の必要な箇所が多い場合は、ALTER DATABASE SCHEMA FROM FILE 文を使用し、SQL スクリプトを使用してスキーマ定義を変更できます。

スキーマの変更には時間がかかる場合があります。たとえば、カラム型が変更された場合は、関連するテーブルにあるすべてのローを更新する必要があります。DDL 文は、次の場合に正常に実行されます。

  • コミットされていないトランザクションがない。

  • スキーマのその他のアクティブな使用 (同期、準備されたが解放されていない文、実行中のデータベース操作など) がない。

このいずれかがあった場合、DDL 文は失敗します。DDL 文を実行すると、DDL 文によるスキーマの変更が完了するまで、その他のデータベースの操作はブロックされます。

参照