Ultra Light はプラットフォームに依存しないモバイル・データベースです。Ultra Light は、携帯電話、ハンドヘルド・コンピュータ、埋め込みデバイスなどの小型デバイス用のカスタム・ソリューションを作成できるように設計されています。
Ultra Light は完全なデータベース管理システムであり、次の機能を備えています。
開発レイヤ Ultra Light ではさまざまなプログラミング・インタフェースがサポートされているので、特定の配備プラットフォーム、開発ツール、または IT インフラストラクチャ製品に縛られることがありません。
API の選択については、Ultra Light プログラミング・インタフェースの選択を参照してください。
Ultra Light プロジェクトの管理に役立つように、Ultra Light では、一連の管理ツールによって開発がサポートされます。これらのツールは、コマンド・ライン・ユーティリティとして、または Sybase Central の Ultra Light プラグインでウィザードとして実行できます。
データ管理レイヤと同期クライアント プロセス内ライブラリ (ランタイム) または独立プロセス (エンジン) を使用して、Ultra Light データベースに接続できます。どちらのプロセスでも、接続とデータ・アクセス要求を制御します。また、Ultra Light データベースと企業のバックエンド・システムとを結ぶ双方向の同期クライアントが組み込まれています。
プロセスの選択については、Ultra Light データ管理コンポーネントの選択を参照してください。
データ・レイヤ このレイヤは、ファイルまたは一連のデータ・レコード (Palm OS の場合) として保存されるローカル・データ・レポジトリです。Ultra Light の保管方法とファイルの命名規則を参照してください。
次の図は、データ、管理、開発の各レイヤを示します。
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