最後の挿入操作中に選択された GLOBAL AUTOINCREMENT の値は、取り出すことができます。これらの値はプライマリ・キーで頻繁に使用されるので、生成された値がわかると、最初のローのプライマリ・キーを参照するローをより簡単に挿入できます。次のいずれかを使用して値を確認できます。
Ultra Light for C/C++ ULConnection オブジェクトの GetLastIdentity 関数を使用します。GetLastIdentity 関数を参照してください。
Ultra Light.NET ULConnection クラスの LastIdentity プロパティを使用します。LastIdentity プロパティを参照してください。
Ultra Light for M-Business Anywhere Connection クラスの GetLastIdentity メソッドを使用します。getLastIdentity メソッドを参照してください。
戻り値は、符号なし 64 ビット整数であるデータベース・データ型 UNSIGNED BIGINT です。この文では最後に割り当てられたデフォルト値がわかるだけなので、間違った結果を取らないために INSERT 文を実行した直後にこの値を取り出してください。
ときには、1 つの INSERT 文に GLOBAL AUTOINCREMENT 型のカラムが複数含まれていることがあります。この場合、戻り値は生成されたデフォルト値のいずれか 1 つですが、そのうちのどの値であるかを判別する信頼できる方法はありません。このため、このような状況を回避するようなデータベースの設計と INSERT 文の記述を行ってください。
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