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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Ultra Light データベース管理とリファレンス » Ultra Light データベースのリファレンス » Ultra Light 接続パラメータ

 

Ultra Light RESERVE_SIZE 接続パラメータ

実際にデータを挿入することなく、Ultra Light データベースが必要とするファイル・システム領域を事前に割り付けます。ファイル・システム領域を予約すると、他のファイルはこの領域を使用できなくなります。

構文
RESERVE_SIZE= number{ k | m | g }
デフォルト

0 (予約サイズなし)

備考

0 からデータベースの最大サイズまでの任意の値を指定できます。単位をキロバイト、メガバイト、またはギガバイトで指定するには、それぞれ k、m、g のいずれかを使用してください。単位を指定しない場合、デフォルトはバイトです。

データベースをテスト・データを使用して実行することによってデータベース・サイズを確認し、Ultra Light の配備に適した予約サイズを選択してください。

RESERVE_SIZE の値がデータベースのサイズよりも小さい場合、このパラメータは無視されます。

ファイル・システム領域を予約すると、次の理由によりパフォーマンスが多少向上します。

  • 段階的なサイズの増加と比較して、断片化レベルが低減される。

  • メモリ不足障害を防ぐ。

Ultra Light データベースはデータとメタデータで構成されているので、データベース・サイズが大きくなるのは必要がある場合 (アプリケーションがデータベースを更新する場合) のみです。

参照

次の接続文字列フラグメントによって、予約サイズが 128 KB に設定され、起動時にシステムによってデータベース用にこのシステム領域が予約されるようになります。

"RESERVE_SIZE=128K"