Ultra Light の同期パラメータ

同期パラメータは、Ultra Light データベースと Mobile Link サーバ間の同期を制御します。パラメータの設定方法は、使用している Ultra Light インタフェースによって異なります。この章では、パラメータの影響について説明し、これらの設定方法が説明された他の項へのリンクを示します。

注意

この章で説明するパラメータが適用されるのは、Ultra Light リモート・データベースだけです。SQL Anywhere リモート・データベースを同期させる場合は、Mobile Link SQL Anywhere クライアント・ユーティリティ (dbmlsync)を参照してください。

API 固有の詳細情報については、次の項を参照してください。

Ultra Light for Embedded SQL：ULSynchronize 関数
Ultra Light.NET：ULSyncParms クラス
Ultra Light for C/C++：Synchronize 関数
Ultra Light for M-Business Anywhere：SyncParms クラス

必須パラメータ

次のパラメータは必須です。

Stream Type Stream Type 同期パラメータを参照してください。
User Name User Name 同期パラメータを参照してください。
Version Version 同期パラメータを参照してください。

これらのパラメータが設定されていない場合、同期関数は例外 (SQLCode.SQLE_SYNC_INFO_INVALID またはこれと同じもの) をスローします。

パラメータの競合

次のパラメータは、いずれか 1 つだけ指定できます。

Download Only Download Only 同期パラメータを参照してください。
Ping Ping 同期パラメータを参照してください。
Upload Only Upload Only 同期パラメータを参照してください。

これらのパラメータが複数 true に設定されると、同期関数は例外 (たとえば SQLCode.SQLE_SYNC_INFO_INVALID またはこれと同じもの) をスローします。