多くの Ultra Light アプリケーションにとって、同期は重要な機能です。この項では、アプリケーションに同期の機能を追加する方法を説明します。
Ultra Light アプリケーションを統合データベースの最新状態と同期する論理は、アプリケーション自体にはありません。統合データベースに格納されている同期スクリプトは、Mobile Link サーバと Ultra Light ランタイム・ライブラリとともに、変更のアップロード時に変更をどのように処理するかを制御し、ダウンロードする変更はどれかを決定します。
同期ごとの詳細は、同期パラメータのセットによって制御されます。これらのパラメータは、構造体に収集された後、関数呼び出しの引数として渡され、同期が行われます。このメソッドの概要は、どの開発モデルでも同じです。
同期パラメータが格納された構造体を初期化します。
同期パラメータの初期化を参照してください。
アプリケーションのパラメータ値を割り当てます。
Ultra Light 同期ストリームのネットワーク・プロトコルのオプションを参照してください。
同期関数を呼び出し、構造体またはオブジェクトを引数として指定します。
同期を呼び出すを参照してください。
同期するときに、コミットされていない変更がないことを確認してください。
ul_synch_info 構造体については、C/C++ コンポーネントの章で説明されています。ただし、この構造体のメンバは Embedded SQL 開発でも共通です。使用文字が ASCII 文字かワイド文字かに応じて、ul_synch_info_a 構造体またはul_synch_info_w2 構造体を参照してください。
同期パラメータの全般的な説明については、Ultra Light の同期パラメータを参照してください。
同期パラメータの初期化
同期パラメータの設定
同期を呼び出す
同期の前に変更をコミットする
アプリケーションへの初期データの追加
同期通信エラーの処理
同期のモニタとキャンセル
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