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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Ultra Light - C/C++ プログラミング » アプリケーション開発 » Windows Mobile 用 Ultra Light アプリケーションの開発

 

ランタイム・ライブラリをリンクする方法の選択

Windows Mobile はダイナミック・リンク・ライブラリをサポートしています。リンク時には、インポート・ライブラリを使って Ultra Light アプリケーションをランタイム DLL にリンクするか、それとも Ultra Light ランタイム・ライブラリを使ってアプリケーションを静的にリンクするか、いずれかの方法を選択できます。

パフォーマンスに関するヒント

ターゲット・デバイスに 1 つの Ultra Light アプリケーションがある場合は、ライブラリを静的にリンクした方がメモリの使用量は少なくなります。ターゲット・デバイスに複数の Ultra Light アプリケーションがある場合は、DLL を使用した方がメモリ使用量の点で経済的です。

Ultra Light アプリケーションを低速リンクでデバイスに繰り返しダウンロードする場合は、初期ダウンロード後にダウンロードされる実行プログラムのサイズを最小化するために、DLL を使うとよいでしょう。

♦  Ultra Light ランタイム DLL を使用してアプリケーションを構築し配備するには、次の手順に従います。
  1. コードを前処理してから、UL_USE_DLL で出力をコンパイルします。

  2. Ultra Light インポート・ライブラリを使用してアプリケーションをリンクします。

  3. アプリケーションの実行プログラムと Ultra Light ランタイム DLL の両方をターゲット・デバイスにコピーします。