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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Ultra Light - C/C++ プログラミング » Ultra Light for C/C++ の開発者

 

Embedded SQL アプリケーションの開発

Embedded SQL アプリケーションを開発するときは、SQL 文に標準の C または C++ ソース・コードを混在させます。Embedded SQL アプリケーションを開発するには、C または C++ のプログラミング言語に精通していることが必要です。

Embedded SQL アプリケーションの開発プロセスは、次のとおりです。

  1. Ultra Light データベースを作成します。

  2. 通常 .sqc という拡張子の付いた Embedded SQL ソース・ファイルにソース・コードを記述します。

    ソース・コードにデータ・アクセスが必要な場合は、"EXEC SQL" キーワードに続いて SQL 文を指定して実行します。次に例を示します。

    EXEC SQL SELECT price, prod_name
       INTO :cost, :pname
       FROM ULProduct
       WHERE prod_id= :pid;
    if((SQLCODE==SQLE_NOTFOUND)||(SQLCODE<0)) {
      return(-1);
    }
  3. .sqc ファイルの前処理を実行します。

    SQL Anywhere には SQL プリプロセッサ (sqlpp) が用意されており、.sqc ファイルを読み込んで .cpp ファイルを生成します。これらのファイルには Ultra Light ランタイム・ライブラリへの関数呼び出しが格納されています。

  4. .cpp ファイルをコンパイルします。

  5. .cpp ファイルをリンクします。

    コンパイルしたファイルは、Ultra Light ランタイム・ライブラリにリンクする必要があります。

Embedded SQL での開発の詳細については、Embedded SQL アプリケーションの構築を参照してください。