Embedded SQL アプリケーションを開発するときは、SQL 文に標準の C または C++ ソース・コードを混在させます。Embedded SQL アプリケーションを開発するには、C または C++ のプログラミング言語に精通していることが必要です。
Embedded SQL アプリケーションの開発プロセスは、次のとおりです。
Ultra Light データベースを作成します。
通常 .sqc という拡張子の付いた Embedded SQL ソース・ファイルにソース・コードを記述します。
ソース・コードにデータ・アクセスが必要な場合は、"EXEC SQL" キーワードに続いて SQL 文を指定して実行します。次に例を示します。
EXEC SQL SELECT price, prod_name INTO :cost, :pname FROM ULProduct WHERE prod_id= :pid; if((SQLCODE==SQLE_NOTFOUND)||(SQLCODE<0)) { return(-1); } |
.sqc ファイルの前処理を実行します。
SQL Anywhere には SQL プリプロセッサ (sqlpp) が用意されており、.sqc ファイルを読み込んで .cpp ファイルを生成します。これらのファイルには Ultra Light ランタイム・ライブラリへの関数呼び出しが格納されています。
.cpp ファイルをコンパイルします。
.cpp ファイルをリンクします。
コンパイルしたファイルは、Ultra Light ランタイム・ライブラリにリンクする必要があります。
Embedded SQL での開発の詳細については、Embedded SQL アプリケーションの構築を参照してください。
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