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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Ultra Light - C/C++ プログラミング » アプリケーション開発 » Palm OS 用 Ultra Light アプリケーションの開発

 

Palm アプリケーションへの TCP/IP、HTTP、HTTPS 同期の追加

この項では、Palm アプリケーションに TCP/IP、HTTP、または HTTPS 同期を追加する方法について説明します。

Ultra Light アプリケーションに同期を追加する一般的な方法については、Ultra Light アプリケーションへの同期の追加を参照してください。

Palm OS でのトランスポート・レイヤ・セキュリティ

CodeWarrior で構築した Palm アプリケーションでは、トランスポート・レイヤ・セキュリティを使用できます。

トランスポート・レイヤ・セキュリティの詳細については、Mobile Link クライアント/サーバ通信の暗号化を参照してください。

Palm デバイスとの同期に TCP/IP、HTTP、または HTTPS 通信を使用する場合は、ul_synch_info 構造体の stream メンバを適切なストリームに設定し、ULSynchronize または ULConnection.Synchronize を呼び出します。

TCP/IP、HTTP、または HTTPS 通信による同期では、db_init または db_fini が、アプリケーション終了時にアプリケーションのステータスを保存し、起動時にリストアしますが、同期には関わりません。

アプリケーションを閉じる前に、ul_synch_info 構造体を引数として指定した ULSetSynchInfo を使用して、同期情報を設定します。

Palm デバイスからの TCP/IP、HTTP、または HTTPS による同期を使用する場合は、ul_synch_info 構造体の stream_parms メンバに明示的なホスト名または IP アドレスを指定してください。NULL を指定すると、デフォルトの localhost が使用されます。これは、ホストではなくデバイスを表します。

ul_synch_info 構造体の詳細については、Ultra Light 同期ストリームのネットワーク・プロトコルのオプションを参照してください。