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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Ultra Light - C/C++ プログラミング » API リファレンス » Embedded SQL API リファレンス

 

ULDropDatabase 関数

Ultra Light データベース・ファイルと、関連するテンポラリ・ファイルまたはワーク・ファイルを削除します。

構文
ul_bool ULDropDatabase ( 
SQLCA * sqlca, 
ul_char * store-parms
);
パラメータ

sqlca   SQLCA へのポインタ。

store-parms   KEYWORD=value の形式のパラメータ設定をセミコロンで区切ったリストからなる、NULL で終了された接続文字列。

戻り値
  • ul_true   データベース・ファイルが正常に削除されました。

  • ul_false   データベース・ファイルを削除できませんでした。詳細なエラー・メッセージが、SQLCA の sqlcode フィールドに設定されています。よくある失敗の理由は、ファイル名が正しくない、別のアプリケーションでファイルが開かれているためファイルへのアクセスが拒否されたなどです。

備考

この関数は、次の場合にだけ呼び出すようにしてください。

  • 開かれているデータベース接続がない。

  • db_init を呼び出す前か、db_fini を呼び出した後。

Palm OS では、次の場合にだけ呼び出すようにしてください。

  • データベースに接続されていない。

  • ULEnable を呼び出した後。

警告

この関数は、データベース・ファイルとその中のすべてのデータを削除します。この操作は元に戻せません。そのため、この関数を使用する場合は注意してください。

次の呼び出しは、Ultra Light データベース・ファイル myfile.udb を削除します。

if( ULDropDatabase(&sqlca, UL_TEXT("file_name=myfile.udb") ) ){
    // success
};