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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Ultra Light - .NET プログラミング » Ultra Light .NET 2.0 API リファレンス » ULConnectionStringBuilder クラス

 

ReserveSize プロパティ

UL 拡張:Ultra Light の永続的データの保管に使用する予約ファイル・システム領域を指定します。

構文
Visual Basic
Public Property ReserveSize As String
C#
public string  ReserveSize { get; set; }
プロパティ値

予約サイズを指定する文字列。デフォルト値は NULL 参照 (Visual Basic の Nothing) です。

備考

予約サイズ・パラメータの値は、バイト単位で指定します。キロバイトの単位を示すにはサフィックス k または K を使用し、メガバイトの単位を示すにはサフィックス m または M を使用します。

reserve_size パラメータを使用すると、データを挿入することなく、Ultra Light データベースが必要とするファイル・システム領域を事前に割り付けることができます。ファイル・システムの領域を予約すると、パフォーマンスが多少向上し、メモリが不足するという障害を防ぐことができます。デフォルトでは、永続ストア・ファイルのサイズは、アプリケーションがデータベースを更新して、サイズを大きくする必要が生じた場合にだけ大きくなります。

reserve_size で予約されるファイル・システム領域には、未加工データだけでなく、永続ストア・ファイルのメタデータも含まれることに注意してください。データベースのデータ量から、必要なファイル・システム領域を計算する場合は、メタデータのオーバヘッドとデータの圧縮を考慮してください。テスト・データを入れてデータベースを実行し、永続ストア・ファイルのサイズを確認することをおすすめします。

reserve_size パラメータは、起動時に永続ストア・ファイルを設定された予約サイズまで大きくすることにより、領域を予約します。これは、そのファイルが以前に存在していたかどうかに関係なく行われます。このファイルはトランケートされません。

次のパラメータ文字列では、起動時に永続ストア・ファイルのサイズが最低 2 MB 確保されます。

connParms.ReserveSize = "2m"
参照