レッスン 4：データベース・テーブルの作成

このレッスンでは、次のプロパティを持つ 2 つのカラムが含まれる Names という名前のシンプルなテーブルを作成します。

カラム名	データ型	NULL 入力可	デフォルト	プライマリ・キー
ID	UUID	いいえ	なし	はい
Name	varchar(254)	いいえ	なし	いいえ

テーブルを作成する DataAccess メソッドを追加します。

private void createDatabaseSchema()
{
    try{
        _conn.schemaCreateBegin();
        ColumnSchema column_schema;
        TableSchema table_schema = _conn.createTable("Names");
        column_schema = table_schema.createColumn( "ID", Domain.UUID );
        column_schema.setDefault( ColumnSchema.COLUMN_DEFAULT_UNIQUE_ID);
        table_schema.createColumn( "Name", Domain.VARCHAR, 254 );
        IndexSchema index_schema =
                table_schema.createPrimaryIndex("prime_keys");
        index_schema.addColumn("ID", IndexSchema.ASCENDING);           
        _conn.schemaCreateComplete();
    }
    catch( ULjException uex1){
        System.out.println( "ULjException: " + uex1.toString() );
    }
    catch( Exception ex1){
        System.out.println( "Exception: " + ex1.toString() );
    }
}

すでにテーブルが存在する場合は、例外がスローされます。

DataAccess.getDataAccess メソッドを呼び出します。

第 1 部のレッスン 3 の手順 3 で使用したサンプル・コードに含まれる createDatabaseSchema の呼び出しのコメントを解除します。createDatabaseSchema の呼び出しは次のようになります。
_da.createDatabaseSchema()
シミュレータでアプリケーションを再度実行します。

テーブル・スキーマの変更

テーブル定義を追加するなどしてテーブル・スキーマを変更するときは、次の点を考慮する必要があります。

スキーマの作成は、すべて schemaCreateBegin 呼び出しと schemaCreateEnd 呼び出しの間で行います。
Connection.createTable メソッドで空のテーブルを作成します。
TableSchema.createColumn メソッドでカラムを作成します。
TableSchema.createPrimaryIndex メソッドでプライマリ・キーを作成します。