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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Ultra Light - M-Business Anywhere プログラミング » Ultra Light for M-Business Anywhere 開発の概要 » データの同期

 

ワンタッチ同期

ワンタッチ同期は、Web コンテンツの同期 (M-Business Anywhere を使用) と Ultra Light データの同期 (Mobile Link を使用) を 1 回の操作で開始するための手法です。この手法は、Windows Mobile と Windows でのみ利用できます。ワンタッチ同期のアーキテクチャは、次のとおりです。

M-Business Anywhere を使用した Web コンテンツの同期と Mobile Link を使用したデータの同期を示したワンタッチ同期のアーキテクチャ。

ワンタッチ同期では、次のような一連のイベントが発生します。

  1. ユーザは、クレードルに置くなどして Web アプリケーションを同期します。

  2. M-Business Client は、Web コンテンツを同期します。

  3. M-Business Client の MBConnect コンポーネントは、ulconnect.exe アプリケーションを呼び出します。

  4. ulconnect.exe は、Ultra Light データベースの同期を開始します。

  5. データが Mobile Link と同期されます。

ワンタッチ同期を実装するには、次の手順を実行します。

  1. アプリケーションで、Mobile Link 同期用の同期パラメータを設定します。

    M-Business Anywhere を使用して同期を行う場合は、SyncParms.setMBAServer メソッドを使用してホストとポートの同期パラメータを設定できます。setMBAServer メソッドを参照してください。

    そうでない場合は、標準の方法で同期パラメータを設定してください。SyncParms クラスを参照してください。

  2. ulconnect.exe で読み込めるように、同期パラメータを保存します。

    Connection.saveSyncParms メソッドを呼び出して、同期パラメータを保存します。saveSyncParms メソッドを参照してください。