ワンタッチ同期は、Web コンテンツの同期 (M-Business Anywhere を使用) と Ultra Light データの同期 (Mobile Link を使用) を 1 回の操作で開始するための手法です。この手法は、Windows Mobile と Windows でのみ利用できます。ワンタッチ同期のアーキテクチャは、次のとおりです。
ワンタッチ同期では、次のような一連のイベントが発生します。
ユーザは、クレードルに置くなどして Web アプリケーションを同期します。
M-Business Client は、Web コンテンツを同期します。
M-Business Client の MBConnect コンポーネントは、ulconnect.exe アプリケーションを呼び出します。
ulconnect.exe は、Ultra Light データベースの同期を開始します。
データが Mobile Link と同期されます。
ワンタッチ同期を実装するには、次の手順を実行します。
アプリケーションで、Mobile Link 同期用の同期パラメータを設定します。
M-Business Anywhere を使用して同期を行う場合は、SyncParms.setMBAServer メソッドを使用してホストとポートの同期パラメータを設定できます。setMBAServer メソッドを参照してください。
そうでない場合は、標準の方法で同期パラメータを設定してください。SyncParms クラスを参照してください。
ulconnect.exe で読み込めるように、同期パラメータを保存します。
Connection.saveSyncParms メソッドを呼び出して、同期パラメータを保存します。saveSyncParms メソッドを参照してください。
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