このレッスンでは、チュートリアルで使用するリモート・データベースを作成する方法、および同期モデルを統合データベースに展開する方法について説明します。
このチュートリアル用のディレクトリを作成します。このチュートリアルでは、保存先ディレクトリを c:\tutorial とします。別の名前のディレクトリを作成した場合は、チュートリアルを通じてそのディレクトリを使用してください。
次の情報に従い、Sybase Central を使用して Ultra Light データベースを作成します (リモート・データベースの作成については、データベース作成ウィザードを使用したデータベースの作成を参照してください)。
テーブル名 Customer
カラム
カラム名 | データ型 (サイズ) | カラムの NULL 値の許可 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
ID | integer | いいえ | オートインクリメント |
GivenName | char (15) | いいえ | なし |
Surname | char (20) | いいえ | なし |
City | char (20) | はい | なし |
Phone | char (12) | はい | なし |
Street | char(50) | いいえ | なし |
リモート・データベース・ファイルを次のプラットフォーム用に保存します。
Windows c:\tutorial\WIN32_OS\tutorial.udb
Windows Mobile c:\tutorial\WIN32_CE\tutorial.udb
Palm c:\tutorial\PALM_OS\tutorial.udb
Sybase Central から同期モデルを作成します。同期モデルの作成の詳細については、モデルの作成を参照してください。
c:\tutorial を同期モデル・ファイルの作業フォルダとして使用します。[統合データベース・スキーマ] ページと [リモート・データベース・スキーマ] ページでは、次の設定を使用します。
[統合データベース・スキーマ] では、SQL Anywhere サンプル・データベースの demo.db を使用して、スキーマを取得します。
[リモート・データベース・スキーマ] では、Ultra Light サンプル・データベースの tutorial.udb (または .pdb) を使用して、スキーマを取得します。
ウィザードのそれ以外のページでは、デフォルトを使用します。
Sybase Central から同期モデルを展開します。同期モデルの展開の詳細については、モデルの配備を参照してください。
[統合データベースの展開先] ページでは、SQL Anywhere サンプル・データベースを統合データベースとして使用します。
[リモート・データベースの展開] ページでは、[既存の SQL Anywhere または Ultra Light データベース] オプションを選択して、同期モデルを Ultra Light データベース tutorial.udb (または .pdb) に展開します。
[既存のリモート・データベース] ページでは、[リモート・データベースに接続して変更を直接適用する] チェックボックスをオフにします。
[Mobile Link ユーザ] ページでは、Mobile Link サーバに接続するための次の設定を指定します。
ユーザ名 tutorial
パスワード tutorial
ウィザードのそれ以外のページでは、デフォルトを使用します。
同期モデル展開ウィザードを完了すると、コマンド・ファイル tutorial_mlsrv.bat が生成されます。このコマンド・ファイルは、チュートリアルの後の方で使用します。
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