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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Ultra Light - M-Business Anywhere プログラミング » チュートリアル:M-Business Anywhere 用のサンプル・アプリケーション

 

レッスン 1: データベースの設定

このレッスンでは、チュートリアルで使用するリモート・データベースを作成する方法、および同期モデルを統合データベースに展開する方法について説明します。

♦  データベースを設定するには、次の手順に従います。
  1. このチュートリアル用のディレクトリを作成します。このチュートリアルでは、保存先ディレクトリを c:\tutorial とします。別の名前のディレクトリを作成した場合は、チュートリアルを通じてそのディレクトリを使用してください。

  2. 次の情報に従い、Sybase Central を使用して Ultra Light データベースを作成します (リモート・データベースの作成については、データベース作成ウィザードを使用したデータベースの作成を参照してください)。

    • テーブル名   Customer

    • カラム  

      カラム名 データ型 (サイズ) カラムの NULL 値の許可 デフォルト値
      ID integer いいえ オートインクリメント
      GivenName char (15) いいえ なし
      Surname char (20) いいえ なし
      City char (20) はい なし
      Phone char (12) はい なし
      Street char(50) いいえ なし

  3. リモート・データベース・ファイルを次のプラットフォーム用に保存します。

    • Windows   c:\tutorial\WIN32_OS\tutorial.udb

    • Windows Mobile   c:\tutorial\WIN32_CE\tutorial.udb

    • Palm   c:\tutorial\PALM_OS\tutorial.udb

♦  同期モデルを展開するには、次の手順に従います。
  1. Sybase Central から同期モデルを作成します。同期モデルの作成の詳細については、モデルの作成を参照してください。

    c:\tutorial を同期モデル・ファイルの作業フォルダとして使用します。[統合データベース・スキーマ] ページと [リモート・データベース・スキーマ] ページでは、次の設定を使用します。

    1. [統合データベース・スキーマ] では、SQL Anywhere サンプル・データベースの demo.db を使用して、スキーマを取得します。

    2. [リモート・データベース・スキーマ] では、Ultra Light サンプル・データベースの tutorial.udb (または .pdb) を使用して、スキーマを取得します。

    3. ウィザードのそれ以外のページでは、デフォルトを使用します。

  2. Sybase Central から同期モデルを展開します。同期モデルの展開の詳細については、モデルの配備を参照してください。

    1. [統合データベースの展開先] ページでは、SQL Anywhere サンプル・データベースを統合データベースとして使用します。

    2. [リモート・データベースの展開] ページでは、[既存の SQL Anywhere または Ultra Light データベース] オプションを選択して、同期モデルを Ultra Light データベース tutorial.udb (または .pdb) に展開します。

    3. [既存のリモート・データベース] ページでは、[リモート・データベースに接続して変更を直接適用する] チェックボックスをオフにします。

    4. [Mobile Link ユーザ] ページでは、Mobile Link サーバに接続するための次の設定を指定します。

      • ユーザ名   tutorial

      • パスワード   tutorial

    5. ウィザードのそれ以外のページでは、デフォルトを使用します。

同期モデル展開ウィザードを完了すると、コマンド・ファイル tutorial_mlsrv.bat が生成されます。このコマンド・ファイルは、チュートリアルの後の方で使用します。