-ad サーバーオプションを使用した、複数のトランザクションログがあるデータベースのリカバリ

-ad サーバーオプションを使用して、指定したディレクトリにあるすべてのトランザクションログファイルをデータベースのバックアップコピーに適用することで、データベースをリカバリします。このオプションを指定すると、データベースサーバーはトランザクションログを適用した後、データベースを停止します。

次の例では、-ad データベースサーバーオプションを使用して、オフライン (バックアップ) および現在のトランザクションログをサンプルデータベースのバックアップコピーに適用します。データベースサーバーは、トランザクションログのログオフセットを使用して、ログファイルの正しい適用順序を判断します。

バックアップトランザクションログと現在のトランザクションログをディレクトリにコピーします。たとえば、ファイルを c:\backuplogs にコピーします。
データベースサーバーを起動し、トランザクションログを backupdemo.db というデータベースのバックアップコピーに適用します。
dbeng12 backupdemo.db -ad c:\backuplogs
データベースサーバーは、トランザクションログをデータベースのバックアップコピーに適用した後、停止します。