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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー データベース管理 » データベースのメンテナンス » バックアップとデータリカバリ » データベースのリカバリ

 

コミットされていない操作のリカバリ

データベースファイルのメディア障害からリカバリする場合、トランザクションログには影響ありません。リカバリを実行すると、すべてのコミットされたトランザクションがデータベースに再適用されます。状況によっては、障害が発生した時点で終了していなかったトランザクションについての情報を検索することも可能です。

ログファイル変換ウィザードを使用すると、Sybase Central でログファイルを .sql ファイルに変換できます。dbtran ユーティリティを使用して、ログファイルを .sql ファイルに変換することもできます。

注意

トランザクションログには、障害が発生する直前の変更が含まれていないこともあります。最後にコミットしたトランザクションより前にデータベースに加えられた変更は、トランザクションログに含まれます。

 ♦ トランザクションログからコミットされていない操作をリカバリするには、次の手順に従います (Sybase Central の場合)。
  1. [ツール] » [SQL Anywhere 12] » [ログファイルの変換] をクリックします。

  2. ウィザードの指示に従います。

  3. 変換されたログ (SQL スクリプトファイル) をテキストエディターで編集し、必要な指示を特定します。

 ♦ トランザクションログからコミットされていない操作をリカバリするには、次の手順に従います (コマンドラインの場合)。
  1. dbtran を実行し、トランザクションログを SQL スクリプトファイルに変換します。このとき、-a オプションを指定して、コミットされていないトランザクションも含まれるようにします。たとえば、次のコマンドは、dbtran を使用してトランザクションログを変換します。

    dbtran -a sample.log changes.sql
  2. 変換されたログ (SQL スクリプトファイル) をテキストエディターで編集し、必要な指示を特定します。

    ログ変換ユーティリティの詳細については、ログ変換ユーティリティ (dbtran)を参照してください。

 参照