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TCP/IP を使用してクライアントアプリケーションが通信するポート番号を指定します。
{ ClientPort | CPORT }=port-number
TCP/IP (クライアント側のみ)
ネットワークの実装によって、接続ごとに動的に割り当てられます。ファイアウォールの制限がない場合は、このプロトコルオプションを使用しないようおすすめします。
このオプションは、ファイアウォールを介した接続のために提供されています。ファイアウォールソフトウェアは、TCP/UDP ポートに従ってフィルターします。ファイアウォールの理由によって必要な場合以外は、このプロトコルオプションを使用しないようおすすめします。
ClientPort オプションは、クライアントアプリケーションが TCP/IP を使って通信するポート番号を指定します。単一のポート番号、または個々のポート番号の組み合わせやポート番号の範囲を指定できます。次に例を示します。
(CPORT=1234)
(CPORT=1234,1235,1239)
(CPORT=1234-1238)
(CPORT=1234-1237,1239,1242)
指定されたデータソースや接続文字列を使用して複数の接続を確立する場合、ポート番号のリストや範囲を指定することをおすすめします。ポート番号を 1 つだけ指定すると、アプリケーションが維持できるのは、一度に 1 つの接続のみとなります。また、1 つの接続を閉じた後は、数分のタイムアウト時間が生じます。その間、指定されたポートを使って新しい接続は作成できません。ポート番号のリストや範囲を指定すると、アプリケーションは、いずれかのポート番号との接続が確立するまで、試行を続けます。
次の接続文字列フラグメントは、ポート 6000 を使用するアプリケーションから、ポート 5000 を使用する my-server という名前のサーバーへの接続を確立します。
CommLinks=tcpip(ClientPort=6000;ServerPort=5000);ServerName=my-server
次の接続文字列フラグメントは、指定されたポートを使用できるアプリケーションから、デフォルトのサーバーポートを使用する my-server という名前のサーバーに通信する接続を確立します。
CommLinks=tcpip(ClientPort=5040,5050-5060,5070); ServerName=my-server