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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー データベース管理 » データベースの開始とデータベースへの接続 » SQL Anywhere データベース接続

 

接続のトラブルシューティング

SQL Anywhere で接続が確立される方法を理解すれば、接続の問題の解決に役立ちます。ファイアウォールを介した接続を含むネットワーク固有の問題については、通信プロトコルを参照してください。

SQL Anywhere では、接続を確立するときに次の処理が行われます。

  1. インターフェイスライブラリを検出します。インターフェイスライブラリの検出を参照してください。

  2. 接続パラメーターリストをアセンブルします。接続パラメーターリストのアセンブルを参照してください。

  3. データベースサーバーを検出します。データベースサーバーが検出されない場合は、SQL Anywhere はパーソナルサーバーを起動します。データベースサーバーの検出を参照してください。

  4. データベースを検出します。データベースの検出を参照してください。

SQL Anywhere の接続手順は、次の場合も同じです。

  • SQLDriverConnect 関数を使用する「ODBC アプリケーション」。これは ODBC アプリケーションでの一般的な接続方法です。Sybase PowerBuilder などのアプリケーション開発システムの多くは、このクラスのアプリケーションに属します。ODBC アプリケーションでは SQLConnect 関数も使用できます。

  • 「Embedded SQL」を使用し、データベースとの接続で推奨関数 (db_string_connect) を使用するクライアントアプリケーション。さらに、Embedded SQL アプリケーションと Interactive SQL では、SQL CONNECT 文も使用できます。これには、CONNECT AS と CONNECT USING の 2 つの書式があります。dbisqlc を含むすべてのデータベースユーティリティは、db_string_connect を使用します。

  • ADO.NET を使用する任意の 「.NET」 アプリケーション。アプリケーションは新しい SAConnection オブジェクトを作成し、接続文字列をコンストラクターに渡すか、ConnectionString プロパティを設定します。次に、アプリケーションは SAConnection オブジェクトの Open メソッドを呼び出して接続します。

  • ADODB Connection オブジェクトを使用する任意の「ADO アプリケーション」。Provider プロパティは、OLE DB ドライバーの場所を指定するために使用されます。ConnectionString プロパティでは、DataSourceName の代わりに DataSource が使用され、UserID の代わりに User ID が使用されることがあります。

  • 「SQL Anywhere JDBC ドライバー」を使用して、Driver Manager.GetConnection メソッドのパラメーターとして URL jdbc:sqlanywhere: の後に標準の接続文字列を渡すアプリケーション。

 参照

インターフェイスライブラリの検出
接続パラメーターリストのアセンブル
データベースサーバーの検出
Broadcast Repeater ユーティリティを使用したデータベースサーバーの検出
Host 接続パラメーターを使用した SQL Anywhere データベースサーバーの検出
CommLinks=TCPIP 接続パラメーターを使用した SQL Anywhere データベースーサーバーの検出
データベースの検出
高速の接続のための sasrv.ini でのデータベースサーバーアドレス情報のキャッシング
データベースサーバーを見つけられるかどうかのテスト (dbping)
Embedded SQL とネットワーク接続パフォーマンスのテスト (dbping)
互換性のあるプロトコルを使用していることの確認
TCP/IPパフォーマンス
頻度が高い問題のチェックリスト